2008年8月9日(土)付


青紫色が涼しさ演出 松川の大花壇サルビア見ごろ
 松川村の安曇野ちひろ美術館横の大花壇のサルビア「ブルーサファイア」が見ごろを迎え、訪れる人の目を楽しませている。
広さ約3000平方bに1万1000株が植えられているサルビアは、花壇一面を青紫色に染め、涼しさを演出している。6月に同村の「花が咲いている村づくりの会」(丸山岩男会長)と松川中学校生徒が定植したもので、花は霜が降りるまで楽しむことができ、寒暖の差が大きいほど青色が濃くなりきれいになるという。
戦没者の日章旗ふるさとに 63年ぶり遺族・同僚と対面

 太平洋戦争に出征して戦死した、南安曇郡豊科村(現安曇野市豊科)出身で大町市に勤務していた笠井正晴さん(享年32)の無事を祈願して贈られた日章旗が見つかり、7日夜、大町市の立山プリンスホテルで遺族や当時の職場の同僚らと対面した。終戦記念日を間近に控えた日に、米兵や渡米した日本人のめぐり合わせを経て、60数年ぶりの時を超え遺品が古里に戻った。
オリジナル電子コマ作り 池工「おもしろ電気塾」

 池田町の池田工業高校電気・情報システム科は8日、松川村公民館で「おもしろ電気塾」を開いた。電子コマの制作に取り組み、大北地域から参加した小中学生15人が同校教諭や生徒3人の指導で、ハンダごてを使いICやLED付けの作業を行った。同塾は6年目の開催。今まで同校で開いていたが、より多くの人にも参加してもらいたいとの思いから同村公民館で開催した。
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8月の一覧
旬の野菜と保存食 小谷村で料理講習会
 小谷村住民福祉課は8日、同村の郷土食研究グループ「おたり味な会」(富野由利江会長)を講師に、小中学校と保育園の栄養士・調理員を対象とした「郷土食料理講習会」を開いた。 参加者は会員の指導を受けながら、旬の夏野菜や保存食を使って「小谷おこわ」「しみ大根と干しほたるいかの煮物」など、7品余りを作った。ふだん子どもたちの食をあずかる職員のため、講習会は手際よく進み、彩り鮮やかな栄養たっぷりの料理が次々に出来上がった。 料理はさっそく全員で試食。大量調理での注意点や、今後給食に取り入れたいメニューについて熱心な討議を重ねた。
園児喜びの野菜収穫 松川農業小学校で栽培

 松川村の松川村北保育園(松島幸子園長)の園児は8日、村営農支援センターの食育などを目的とした「安曇野松川農業小学校」畑のトウモロコシやスイカ、枝豆などを収穫した。春先に植えた野菜は無農薬栽培で大きく生長し、園児らは真夏の日差しの中で収穫に励んだ。収穫した野菜はおやつや給食などに提供される。