2008年8月12日(火)付


Tシャツに地域への思い=@美麻棚田に公募図案たなびく
大町市の美麻地域づくり会議(合津富吉会長)は16日まで、住民らが地域の「宝」をデザインしたTシャツを、青具地区に広がる棚田で初めて展示している。荒廃した棚田の復興と地域の持つ財産を住民に考えてもらおうと図案のコンテストを開き、同市内外から、116作品が集まった。31日まで、地域内各地を巡回する予定。
抜けるような青空の下、Tシャツ約100点が、映画「銀色のシーズン」のロケ地にもなった、北アルプスを眺める美麻屈指の景観の中で風にたなびいた。
3世代流しそうめん交流 大町桜田町 無病息災願う
 大町市桜田町公民館(石川敏幸公民館長)は10日、同地区公民館で第3回流しソーメン大会を開いた。子どもから大人まで地域の3世代約80人が流しそうめんやスイカ割りを楽しんだ=写真。
「邪気払い」として使われるカヤや御幣(おんべ)を装飾した台を支えに長さ5bの竹を置き、そうめんを流した。流れてくるそうめんと水に子どもたちは大喜びし、参加者は舌鼓を打ちながら無病息災や家内安全を願った。
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8月の一覧
山野草と多彩イベント 白馬 五竜花華カーニバル
白馬村の株式会社五竜(駒谷嘉宏代表取締役社長)は9、10の両日、同村白馬五竜スキー場の五竜アルプス山野草園とエスカルプラザで、夏イベント「2008花華カーニバル」を開いた。県内外から多くの観光客らが訪れ、山野草と多彩なイベントを楽しんだ。山野草園ではスキー場に点在する数十万株のアカバナシモツケソウが見ごろを迎え、花の周辺で「五竜鍋」が振る舞われ、人気を集めた。
釣り大会で外来魚駆除 大町農具川 バス103匹捕獲
 北安中部漁業協同組合(猿田勝文組合長)は10日、外来魚駆除を目的にブラックバス釣り大会を大町市内の農具川流域で開いた。近隣市町村から約40人が参加し、釣りを楽しみながら、在来種保護に貢献した。参加者はドジョウなどをエサに、コクチバスやオオクチバス、ブルーギルなどを釣り上げ、合計103匹が集まった。なかには体長約30aの大物もあり、参加者たちを驚かせていた。集まった外来魚は水産試験場で調査用として使用する。同大会は6年前から、年に数回開いており、年間で500匹ほどが捕獲されている。今年度は3か月連続開いている。
夕食会で文化伝承 小谷の女性グループ 夏野菜で
 JA大北南小谷支所女性部のうち小谷村下里瀬の会員でつくる会「レストラン四季」(北村きみ(北村きみ代表)は9日、同地区基幹センターで、持ち寄った夏野菜を使った料理を囲んで夕食会を開き、親ぼくを深めた=写真。  会員約20人が参加し、「青じそと唐辛子の焼きおにぎり」「かぼちゃの肉巻きカツ」「夕顔のスープ」など、夏野菜を組み合わせた料理を作った。会員のアイディアあふれるものなど、新しい味の発見もあり、地域の食と手づくりの楽しさを味わった。親子らも招待し、野菜のおいしさを伝えながら異世代で交流も深めた。
村民の顔′|術に 松川でサマースクール大作披露
 松川村の安曇野ちひろ美術館、武蔵野美術大学芸術文化学科、同村公民館は9、10の両日、同村の中央公園などで夏休みにあわせたサマースクールワークショップを開いた。参加者が村内を歩いて描いた「村民の顔」をひとつの作品に仕上げ、集大成を披露した。安曇野アートライン事業の一環として「みんなで見上げよう、今日だけの空」と題して企画。県内外から集まった参加者約30人が地域≠モチーフに芸術を体感した。