2008年8月14日(木)付


大正からの伝統 今年も 池田で安筑青年野球大会
 池田町の池田野球連盟(伊藤次夫会長)は13、14の両日、第83回安筑青年野球大会(大糸タイムス社など後援)を同町と松川村の4会場で開いている。大正から続く伝統行事に、中信地区から24チームが出場し、白熱した試合を繰り広げた。
 初日は、同町の高瀬中学校グラウンドで開会式が行われたあと、出場チームが1、2回戦の16試合で熱戦を展開。快音を響かせ、白球を追う選手に大きな声援が送られた。
白馬でマラソン練習 松本の小中チームが合宿

 松本市の小中学生のマラソンチーム「アベベ駅伝クラブ」は10、11の両日、白馬で初の夏季合宿を行い、走りこみトレーニングで体を鍛えている。
 同チームは松本市を拠点に近隣市町村の小中学生が集まり、中信地区を代表する駅伝チームとして活動している。同クラブ代表の山田信司さんが白馬村出身で、白馬村には毎年同村スノーハープで開催されている「スノーハープマラソン」などに出場してなじみがある。
親子連れにぎわう ぽかぽかランド美麻フェア

 大町市の美麻地域づくり会議は10日、同地区の「道の駅ぽかぽかランド美麻」で「美麻いーとこよっとくれフェア」を開いた。屋台や特設プールでのマスのつかみ取り大会が行われ、夏休みの親子連れでにぎわった。
 会場の特設プールに約400匹のニジマスを放流。最初は中々つかまえられなかったものの、参加者約100人は、コツをつかむと次々にマスをつかまえ、子どもたちは水しぶきにはしゃぎながらイベントを楽しんだ。
盆の入り 各地で墓参り

 お盆の入りの13日、各寺院や霊園などでは、先祖を迎える家族らの姿が多く見られた。
 大町市東山の市霊園では、大勢の市民らが墓参りに訪れた。セミの鳴き声が響き渡る中、草取りなどで周囲を清掃し、墓前に花や線香などを供え静かに手を合わせていた。幼い子どもたちが「おじいちゃん、暑かったでしょ。お水あげるね」と、そっと墓石に水をかける光景も見られた。
祭りもてなし料理学ぶ JA大北おたり支所が講習

 JA大北おたり支所女性部の中土支部会員グループ「めだかの学校」はこのほど、中土店舗「雪洞」内の調理加工施設で恒例の料理講習会を開いた。会員の相澤つたゑさんが講師となって「笹ずし」「花ずし」を作り、祭りのもてなし料理を学んだ。
 笹ずしは、クマ笹を敷いたものにすし飯を乗せ、その上に農家ならではの旬の素材や山菜、桜でんぶなどの具を乗せて作る押し寿司で、昔からお祭りや来客の晴れの日の料理として親しまれている。
吹きガラス♂トの思い出に 安曇野工房 イベントにぎわう
 安曇野市の安曇野ガラス工房は17日まで、夏のガラス祭りを開催している。吹きガラス体験と、リューターと呼ばれるガラス削り機でガラスの表面に模様を描く体験を開き、夏休みの工作や自由研究にと県内外から多くの観光客が訪れ、にぎわっている。
 吹きガラス体験はグラス、一輪挿し、クリーマー、ぐいのみの4種類から一つを選び、工房職員の指導を受けながら15分ほどで簡単に完成させていた。リューター体験はガラスの表面を削り、絵や模様を描くもの。子どもでも気軽に体験でき、参加者は熱心に制作に取り組んでいた。
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