2008年8月19日(火)付


観音堂修理の完成祝う 若一王子神社 三重塔工事着手へ
 大町市の若一王子神社(竹内直彦宮司)の市文化財・観音堂の修理完成を祝う落慶法要は17日、同神社で開いた。今後は県宝指定の三重塔のふき替え工事に着手し、12月半ばごろをめどに完成させる。法要は厳粛な中、霊松寺の伊東泰顕住職により執り行われ、約70人の氏子らが復元を祝った。観音堂はかやぶき屋根の全面ふき替えと西に傾いていた基礎の据え直しを実施した。築300年とされる貴重な建築物で、本殿創建450周年事業の一環として実施し、多くの寄進を受けて実現した。
緑の高原で健脚競う 松川 馬羅尾クロカン大会
 松川村公民館は17日、第3回馬羅尾高原クロスカントリー大会を同高原運動(健康)広場を発着点にしたコースで開いた。中信各地から小学生から最高齢74歳までの42人が参加し、緑に囲まれたコースを走った。小学生女子2000bから、高校生以上男子の10種目で争われた。選手は広場をスタートし、1160bのコースを周回する、最長5560bで競った。同日はほどよく曇った走りやすい天候で、選手たちは不整地のコースをものともせず、林の間を元気に駆けた。
願い込め灯篭流し 大町借馬
 大町市借馬の子ども育成会(傳刀敬一会長)は16日、同地区の小学生約40人が参加して、同地区越荒沢堰(大川)で灯篭(とうろう)流しを行った。9日の同地区道祖神祭りでそれぞれが絵や願い事を描いた色とりどりの灯篭45個を流した。
子どもたちは灯篭を流したとき石橋をくぐれるように高さを工夫した灯篭を用意。「みんなが笑顔になりますように」「世界が平和になりますように」などと多くの願いを灯篭に託していた。
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8月の一覧
合唱で夏£めくくり 24日白馬でコンサート
 白馬村のコーラスグループ「白馬CLS」と白馬村は24日、同村ウイング21で「白馬合唱祭・夏の終りコンサート」(大糸タイムスなど後援)を開く。
 白馬の夏の最後を心休まる音楽で締めくくろうと、村内外から合唱団が集うイベントで、今年で19回目。ことしは全国各地から17団体、400人余が出場し、互いの合唱を披露しながら交流を深める。 コンサートは出場合唱団の芸術性を競うコンテストと、地元の子どもたちと一流声楽家による特別演奏が行われる。
大町イメージ歌披露 温泉郷サマーフェスで普天間さん
 第11回大町温泉郷サマーフェスティバルの第1日目は16日、大町市の大町温泉郷野外ステージで開いた。CMソングやラジオのパーソナリティーなどで知られる普天間かおりさんが、大町をイメージした歌などを披露した。普天間さんは沖縄出身。大町市とは縁が深く毎年訪れている。今回はバックバンドのf−bandとともに、温泉郷で開いた「思い出話グランプリ」を基にして生まれ、大町をイメージした「空を仰いで」などの楽曲を歌った。森林に囲まれた夜のステージに、情熱的な歌声が響いた。
サッカー少年小谷で交流 フェスタに500人集う
 サッカー・ジュニアユースの夏合宿交流大会「おたりフェスタ2008」(小谷村・同実行委員会主催)がことしも17日までの10日間、小谷村で開かれ、県内外から500人余の小中学生が参加し、サッカーを通じて交流を深めた。
 同村では今年、北小谷来馬地区の姫川河川敷に、サッカーなどの競技が楽しめる屋外運動場を整備。サッカーコート2面をとることができ、選手たちは昨年以上に受け入れ環境の整った村内各地のグラウンドで熱戦の汗を流した。