2008年8月30日(土)付


県宝屋根ふき替え進む 90年ぶり若一王子神社三重塔
 大町市俵町の若一王子神社(竹内直彦宮司)は、平成18年に本殿創建450年を迎えた。この記念事業として昨年、市指定文化財観音堂改修が行われたのに続き、ことしは県宝三重塔屋根ふき替えが進められている。 同神社は平安時代初期の嘉祥2年(849)に創建されたと伝えられる。現在の本殿(国重要文化財)は、室町時代の弘治2年(1556)に仁科盛康により造営されたもので、一間社・隅木入春日造り檜皮(ひわだ)ぶきで、承応3年(1654)の棟札が付属指定されている。造営450年を記念し昨年は「観音堂基礎、屋根改修」を実施、ことしは「三重塔屋根改修」事業が行われている。
「有言実工」準備着々 きょうから池工文化祭
 池田町の池田工業高校(本間秀明校長・全日制313人・定時制35人)は30、31日に一般公開する「池工祭」に向け、「有言実工」をメーンテーマに全校生徒が協力してレンガで文字を描き出す「インターロッキング」やステージづくり、クラス展示などの準備を進めている。 27日には、同校体育館前の130平方bに約8000個のレンガを使った、「有言実工」のインターロッキングが完成間近となり、役員を中心に制作に追われていた。同企画は夏休みから始まり、工業高校ならではの技術を生かし、整地やレンガを敷き詰める作業はほぼ生徒たちの手で行われた。
市民サークルと熱唱 大町北高で白樺祭
 大町市の大町北高校(柏原康久校長)で29日から、白樺祭が始まった。校内イベントには市内のゴスペルサークルKURA☆G(前川浩一代表)が出演し、生徒とともに「We are the world」を熱唱。会場を盛り上げた。 共演は、北高のボランティア活動に共感した同サークルが昨年、飛び入り出演したことから始まった。今年は映画「天使にラブソングを」で有名なゴスペルソングなど3曲を披露し、手拍子のリズムと歌声を響かせた。
雪中甘藍℃穫願う 小谷 悪条件でも苗定植

 小谷村でことしも、同村特産の越冬キャベツ「雪中甘藍(かんらん)」の苗の移植作業が始まった。
 このうち北小谷来馬地区の「李平耕作組合」(小池利治代表)の20eの共同畑では28日、会員が残暑のなか、4000本の小さなポット苗を一つ一つマルチの穴に根気良く植える作業に汗を流した。

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松川 教師に運動会前踊り指導 安曇節正しく伝えて
 松川村の「正調安曇節保存会」(奥野勝久会長)は27日、松川小学校(飯田茂校長・614人)で教諭約30人を対象に、運動会の「全校踊り」で踊る安曇節の指導を行った。
 同踊りは24パターンの手の動きがあり、手の返しと縄をなうような動きがポイントとの指導を受け、教諭らは運動会までに児童に踊りを教えられるようにと熱心に動きを反復して安曇節を習得していた。
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