2008年8月31日(日)付


地震備え心構え新た 大町で住民協力総合訓練
「防災の日」を前にした30日、大町市地震総合防災訓練が同市運動公園で約500人が参加して行われた。各地で地震などによる災害が相次ぐなか、関係機関や各団体、地域住民が協力して万一の際に被害を最小限に抑える防災への心構えを新たにした。 午前8時ころ、糸魚川−静岡構造線北部を震源地とするマグニチュード7、大町市で震度5強の地震が発生。同市内全域にわたり家屋倒壊や道路、橋の損壊、山崩れ、交通機関、ライフラインに被害が起きて常盤地区を中心に火災が発生し、多数の死者が出ているとの想定で実施された。
福祉バザーにぎわう ロボコンプレ大会 池工祭
 池田町の池田工業高校(本間秀明校長・全日制313人・定時制35人)は30、31の両日、「有言実工」をメーンテーマにした「池工祭」を一般公開している。クラス出し物の金属加工キーホルダー販売や福祉バザー、生徒たちがつくるうどん屋などが並び、訪れた家族連れや地域住民でにぎわっている。 福祉バザーでは、生徒たちの家庭からの寄付や町で出品を募ったタオルやぬいぐるみ、台所用品などの品物が同校格技室いっぱいに並べられ、整理券を配るほどの大盛況。うどん屋も席が足りないほどのにぎわいを見せていた。
ワカサギ釣り 大町木崎 待望シーズン入り

 大町市平の木崎湖で、待望のワカサギ釣りがシーズン入りした。同湖北端の農具川沖で1日500匹ほどの釣果があり、ここ数年では一番魚影が濃いという。
水深は5−7b、カラ針でも十分釣れている。体長は5、6aほどと、まだ小ぶり。波田町からの男性2人もバス釣りの合間に糸を垂れ、1時間足らずの間に数十匹を釣り上げていた。
フシグロセンノウ見ごろ 白馬 長谷寺でかれんに

 白馬村飯森の曹洞宗・長谷寺(森道雄住職)で、フシグロセンノウが見ごろを迎えている。朱赤色のかれんな花が、夏から秋への移り変わりを告げている。
 長谷寺には、本堂裏庭や霊園周辺に無数のフシグロセンノウが自生し、落ち着いた色の花弁が境内に彩りを添えている。
工業振興へ「キックオフ」 池田町 ものづくりフォーラム

 池田町と同町商工会は30日、同町商工会館で企業の新しい付加価値を創出するための「池田町ものづくり産業クラスター」事業の一環として「池田町ものづくりキックオフ・フォーラム」を開き、町内企業経営者による基調講演やパネルディスカッションを行った。町内企業就職者を中心に約80人が参加。工業振興への意識を高めた。
文化祭へ押し花作り 池田創造館で教室開講
 池田町の創造館で29日から、5回シリーズで押し花教室が始まった。講師に安曇野市の丸山みどりさんを招き、初回はコスモスやシダなどの押し花を使ったレターラックや壁掛けを作った。
押し花は丸山さんの自宅庭でとれた約30種類の花を使用。花用ののりを使い、台紙に花を配置。参加者は小花をちらした華やかなものやオレンジ色のコスモスを中心にした鮮やかな作品など、花の素材感を生かした作品を作り上げた=写真。
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