2008年9月9日(火)付


「農業と環境」知事と対話 大北でボイス81 意見交換
 村井仁知事が地域の首長と直接対話する「ボイス81」北安曇地域会議は8日、大町市の大町合同庁舎で開いた。今年度は農業と環境振興による地域活性化を地域共通のテーマとして設定し、5市町村の首長と知事ら県幹部が意見交換した。 今年度は初めて、知事がテーマに沿って現地視察した。農業分野では、県内初の特定農業法人として認定された大町市の泣宴Cスファーム野口を視察し、育苗ハウスを用いたベビーリーフ生産やラジコンヘリによる農薬散布を見学した。福祉分野では大町市の就労継続支援事業所「マイ・ハート大原」、観光分野では白馬村を訪れている外国人と懇談した。
104歳 長寿祝う 安曇野市長 小林さんに記念品

 安曇野市の平林伊三郎市長は敬老の日を前にした8日、同市内最高齢104歳の同市豊科、小林達郎さん宅を訪れて祝い品を贈り、長寿を祝った。小林さんは「80代の人も若くて話が合わない。国民はもっと政治についての勉強をしなくてはいけないと思う」と語り、老いてなおかくしゃくとした様子を見せた。
大町市A4連覇 大北で縦断駅伝
 第58回大北縦断駅伝大会が7日、小谷村役場をスタート地点に開かれた。8区間50・2`のコースをオープン参加の白馬村の姉妹都市、静岡県河津町チームを含む9チームがタスキをつないだ。大町市Aチームが4連覇を飾った。準優勝は白馬村、3位には松川村Aが入った。 順位が何度も入れ替わる激しいレース展開となった。大町市Aは一時、トップと1分30秒の差がついたものの、6区で差を縮め、7区でトップに立った。最終8区で2位に1分03秒の差をつけてゴールテープをきった=写真。
ハイキングで松川満喫 JRと村 駅基点にイベント
JR東日本が企画、松川村共催で開いた信濃松川駅から出発し、村内の名所を歩いたりサイクリングを楽しむ「駅からハイキング」が6日、同駅を基点に開かれた。東京都を中心に125人が参加し、村内の自然や観光名所に触れ、ハイキングを楽しんだ。参加者は電車で同駅を訪れ、正調安曇節保存会による安曇節の踊りの出迎えを受けた。村営すずむし荘では信濃松川駅を愛する会が採れたてのキュウリと山ろくブランドのみそを振る舞い、「冷たくておいしい」と参加者はハイキングとともにもてなしにも満足した様子だった。
伝統ぼろ織り≠ノ熱意 小谷 養成講座スタート
 小谷村と村の有志でつくる「小谷ぼろ織りの会」(中川恵子代表)主催の、今年度2順目の「織り姫養成塾が8日、同村おたり名産館でスタートした。 初回は村や北安曇農業改良普及センターら関係者が集まって開講式が行われ、受講者は同会の会員の指導でさっそく織り機に向かった。 今回は数年ぶりに男性の受講申し込みがあり、同村で宿泊施設を営む人や若者など県内外から4人が受講。「家にある織り機を復活させたい」「以前から興味があった」など、年代も理由もさまざまだったが、それぞれに強い目的意識があり、講義を受けるまなざしは真剣そのもの。小谷の伝統文化に寄せる熱意を感じさせた。
ゴスペルフェスへ練習に熱 大町で講座 市民挑戦
 大町市文化会館大ホールで7日、ゴスペル講座が始まった。「ゴスペルフェスティバル in Omachi」に聖歌隊として参加する市民ら男女約80人が参加し、本番に向け熱のこもった練習を展開した。 ゴスペルグループVOJAリーダーの倉地恵子さんを指導者に、本番で歌う「マイライフイズインユアハンズ」などに挑戦した。同じ小節を何度も繰り返し歌い、序々に息を合わせていった。練習は11月下旬まで続く。
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