2008年9月11日(木)付


白馬青鬼 古代米で田んぼアート
 白馬村の青鬼地区で色の違う古代米で作った「田んぼアート」が見ごろを迎え、大勢の見物客でにぎわっている。 同村在住の降旗浩二さんと内川雅夫さんが、日本の棚田百選に選ばれ、同村の特産品である紫米の栽培の盛んな同地区を訪れる人に古代米について知ってもらい、新たな発想で観光振興につなげようと、降旗さん所有の約50平方bの田んぼで昨年から行っている取り組み。ことしは「はくば」にちなみ、約10種の古代米を使って、黒と白の2頭の馬が向き合う図案を田んぼに浮き上がらせた。
アサギマダラ飛来 大町中綱 フジバカマ増えさらに

 大町市平の中綱地区や簗場地区でフジバカマの花が咲き始め、「渡り」をするチョウの「アサギマダラ」が飛び交う光景が見られる。今年は、これまでより広い地域でフジバカマの花が見られることから、チョウの飛来数も多くなるのではないかと期待されている。
段ボールで家具作品 大町 わちがいで工芸展
 大町市上仲町の創舎わちがいで10日から、「和紙の世界〜京雅・和紙の工芸品展〜」が始まり、15日まで開催される。段ボールをもとにして制作したお盆やマガジンラックなど、温かさを感じさせる作品が並んでいる。白馬村の龍田洋子さんが主宰する「わたすげ教室」の生徒の作品約50点を展示した。菓子皿、ごみ箱、乱れ箱、踏み台、花台、額縁など、紙で作ったとは思えない丈夫で実用的な作品が目を引いている。
田淵記念館に彼岸花秋
 安曇野市豊科、田淵行男記念館のワサビ田横の土手に植えられているヒガンバナが朱赤色のきれいな花を咲かせ始めた。残暑は続くものの、朝夕はすっかり涼しくなった安曇野にようやく秋の訪れを告げている。 ヒガンバナは畑や道端、墓地などに群生している。秋の彼岸近くに咲くことからこの名がある。別名をマンジュシャゲ。原産地は中国の揚子江周辺で、有毒とされるが、かつては根を水にさらしてデンプンとしていたこともあるという。 記念館土手のヒガンバナは、ほぼ平年並みの時期に花を咲かせ始めた。
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9月の一覧
親子で人形楽しむ 社どんぐり保育園
大町市社のどんぐり保育園(小田切恵美子園長)で10日、プロによる人形劇が開かれ、未満児から年長までの園児と、社公民館の親子教室「なかよし広場」の参加者ら合わせて約120人が楽しんだ=写真。神奈川県鎌倉市の劇団「ちろりん」が、独自のアレンジを加えた「かちかち山」を披露。人形のコミカルな動きに目を向ける、子どもや保護者たちから笑い声が起こった。 観劇会は、子どもだけでなく保護者にも本格的な劇を見る機会を身近で提供しようと開催。園児の保護者に参加を促し行われた。
中高年交流と体力づくり 白馬ゲートボール大会開幕
 白馬村振興公社主催の「第24回白馬村振興公社理事長杯争奪ゲートボール大会」が10日、同村国民保養センター岳の湯ゲートボール場で開幕した。中高年層の体力づくりと村民福祉の一環として、ゲートボールの技術向上および参加者の健康増進と親ぼくをはかろうと毎年行われているもので、17、18日の3日間にわたって開かれる。 村内から幅広い世代の約70人の愛好家が参加。初日は開会式が行われたあと、選手たちは地区ごとに11チームに分かれリーグ戦で熱戦を繰り広げた。