2008年9月20日(土)付
大町#F知度低さ課題 地域ブランド講演会 大町市は18日、信州大学との連携による地域ブランド講演会を市役所で開いた。信州大学学長補佐の中嶋聞多教授の講演や同大人文学部と共同研究した認知度調査の中間報告で、今後の地域ブランド構築のあり方を考えた。中間報告では、全国的な認知度の低さなどの課題が浮き彫りになった。 認知度調査は全国のインターネットモニター約120万人を対象に行い、1583人の回答を得た。このうち「長野県大町市」を「よく知っている」15%、「少し知っている」27・2%という結果で、「あまり知らない」15・5%、「まったく知らない」42・3%と比べ、現在の認知度の低さが改めてわかった。 「黒部ダム」の認知度とのクロス集計では、大町市を知っている層はほとんどがダムを知る一方で、ダムを知っているのに大町を知らない層が多いとされた。 |
やまびこまつりフォトコンテスト 最優秀賞=藤井勝さんの作品「ハッスルハッスル」 |
地引き網楽しむ 小谷観光協が研修会 小谷村観光連盟は17日、会員を対象とした研修会を開き、村の宿泊関係者ら約20人が参加して、糸魚川市能生海岸で地引き網体験と、糸魚川フォッサマグナミュージアム・長者ケ原遺跡見学、勾玉(まがたま)作りなどを体験した。 地引き網では地元の漁師の指導を受けながら、全員で協力して大きな網を力いっぱい引き、新鮮な海の幸を水揚げした。網の中には多くの魚が飛びはね、参加者は歓声をあげ大漁を喜んだ。 |
地元産マコモ給食に 池田 食育推進ネットが収穫 池田町の地産地消や子どもの食育を推進する「いきいきネットワーク」(伊藤訓江会長)は18日、同町ハーブセンター東の原好住さんの畑で、同町と松川村の小中学生2000人分の給食に提供するマコモダケ約50`を収穫した。地元の珍しい食材を子どもたちに食べてほしいと行ったもの。 同会は、これまで小中学校の給食に食材を提供している。普段あまりなじみのない食べ物を地域から提供することで、子どもたちに地産地消に関心をもってもらいたいと初めてマコモダケを提供した。 |
最優秀 藤井さんら表彰 大町 やまびこまつりフォトコン 大町市の第30回大町やまびこまつり実行委員会(実行委員長・牛越徹市長)は16日、同やまびこまつりフォトコンテストの表彰式を市役所で開いた。 最優秀賞の藤井勝さんをはじめ、特選3人と入選の6人をそれぞれ表彰した。藤井さんは「2度目の応募で、最優秀賞は初めて。空手の踊り連を撮影したもので、師弟の姿のようなものが表現できれば」と話した。 入賞作品は同日から24日まで、大町市役所1階市民ホールに展示するほか、市文化祭にも出品する。 |
三王稲荷の水$ョ備 大町水物語の会完成祝う 大町市で水を題材にした創作民話によるまちづくりに取り組む大町水物語の会(堀堅一代表)は18日、大黒町の三王稲荷神社境内にある水飲み場を整備し、除幕式を行った。会員や地元住民ら10数人が訪れ、完成を祝った。 同水場は同会が広めた民話「水物語」で紹介する8か所の水場のひとつで、北アルプス白沢水系を水源とする「男清水(おとこみず)」がわく。同宮はいき筋繁盛や土木・建築、農業や素朴な山の神様として信仰を集めるお宮といい、水場は清めの水として長く住民らに親しまれてきた。 |
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