2008年9月27日(土)付


学習成果を披露 一中、仁科台 総合発表会 大町
 大町市の大町第一中学校(森泉哲校長)で26、27の両日、「和〜全校の個性を結集〜」をテーマに文化祭第48回「こぶし祭」が開かれている。全校生徒383人が校内展示やステージ発表などを通し、会場を訪れた保護者や地域住民に学習の成果を発表している。初日はステージ発表が行われ、各学年の生徒がキャンプや登山など体験学習の成果を、スクリーンに映し出される写真や、演劇を交えながら披露。3年生の杉谷美友菜さんが行った英語によるスピーチには、大きな拍手が起こった。

 大町市立仁科台中学校(高橋克好校長)は26・27の両日、総合発表会を開いている。初日は校内体育館で、初企画「仁中ステージ」を行い、生徒有志がそれぞれに生活の中で取り組んできた趣味や活動の成果を発表し、普段と違った一面を披露した。同ステージでは、校内オーディションをくぐり抜けた有志がトリオ漫才や空手の演舞、男声コーラスなどを披露。他生徒や保護者のかっさいを浴びていた。
紙芝居実技学ぶ 小谷の読み聞かせグループ
 小谷村の読み聞かせボランティアグループ「つくしんぼ」(宮嶋美佐紀代表)は25日、同村役場で「紙芝居実技講習会」を開いた。国と民間が協力して子どもの体験・読書活動などを応援し、子どもの健全育成の手助けをする「子どもゆめ基金」の助成活動の一環。 紙芝居研究家で幼児教育や声優など全国で幅広い活動を展開している右手和子さんが講師を務め、小さな子を持つ母親や読み聞かせサークルメンバーらに、上手に紙芝居を演じるための基本をわかりやすく解説・実演した。
早くも秋″轤ォ始め 国営公園のコスモス
 安曇野市堀金烏川、国営アルプスあづみの公園のコスモスの花が咲き始めた。園内の野原や段々原っぱを中心にして赤や白、薄い紫など約5000平方bの広さに「コスモスの小道、丘、回廊」が広がり、ひと足早い秋の風に揺れている。 コスモスは昭和初期に与謝野晶子や高浜虚子らによって、「新秋の七草」のひとつに選ばれている。「秋桜」とも呼ばれて日本の秋には欠かせない花となっている。公園では、8月に89種類25万本分の種をまき、赤、白、黄、オレンジ、チョコレートなど、色とさまざまな花の形を楽しめるようになっている。
ミニ運動会楽しむ 平ひよこクラブ

 大町市の平公民館(傳刀孝男館長)の未就園児の親子教室ひよこクラブは26日、「ひよこクラブミニ運動会」を同公民館講堂で開き、20組の親子らが6種目の競技に参加。かけっこで一生懸命走ったり大きなボールを真剣に転がすなど、全身を使ってスポーツに親しんだ。日ごろの運動不足を解消するとともに親子が楽しく過ごせるようにと計画。毎年恒例の行事とし実施している。
参加親子に修了証 大町 おはなクラブ閉講式
 大町市の子育て支援活動、ゼロ歳児の親子教室「おはなクラブ」は25日、活動拠点としている市立はなのき保育園(丸山恵子園長)の子育て支援室「たんぽぽ」の部屋で前期閉講式を開いた。今まで覚えてきた手遊びや座談会で楽しく過ごし、元気に仲良く活動に参加した証しにと、丸山園長から一組ごとに終了証が贈られた。同クラブは今年5月、母親たちが抱える育児の悩みや疑問、わが子の成長などの不安を解消できればと、生後2か月から8か月の親子28組でスタート。およそ4か月間、保健や発達、栄養や救急指導などを助産師や看護師、救命士や栄養士らの専門的な指導を受けながら学んできた。
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