2008年9月28日(日)付


きらびやか歴史絵巻 穂高神社でお船祭り
 安曇野市穂高の穂高神社例大祭本祭りの27日、恒例のお船祭りが行われた。穂高人形がきらびやかに飾られた歴史絵巻のような山車が境内で激しくぶつかり合い、たくさんの見物客でにぎわった=写真。山車は勇壮な大小5艘(そう)のお船が笛や太鼓のお囃子(はやし)に乗って神社へひき込まれた。高さ約6b、長さ約12b、重さ約5dの大人船「雄腹船」、「雌腹船」が子孫繁栄を願い壮大にぶつかり合った。訪れた見物客らはカメラを手に歓声をあげていた。
八坂 山留OBや住民が汗 復興棚田で喜びの収穫
 大町市八坂の切久保堤地区で、棚田の再生に取り組む「農の心をつくる会」(仁科克彦会長)は27日、稲刈りを行った。県外から訪れた山村留学OBの家族や地域住民ら約30人が、復興した棚田で刈り取り作業に汗を流した。 参加者は、春に田植えを行った7枚約10eの棚田で、あきたこまちや古代米などを収穫。かまを手に次々に稲を刈り、あぜに積み上げていった。収穫した米は会員の山留OBの家族ら都市住民が持ち帰る。
中学生ソーラーカー体験 池工 初の試み 組立てや試乗

 池田工業高校機械科は27日、同校に地元の中学生3年生7人を招いてソーラーカー体験を行った。たくさんの大会で上位入賞を果たすなど実績を持つ同校が行う初めての試みで、参加した中学生は進路選択の資料としても役立ったようだ。
成年後見制度学ぶ 池田町で講談師解説
 池田町と同町厚生連安曇総合病院老人性認知症センターは26日、同町公民館で老人性認知症を考える講演会を開いた。講談師の神田織音(おりね)さんを招き、講談で認知症の人や高齢者が自分以外の人に財産管理などを援助してもらう成年後見制度に理解を深めた。同講演会は平成2年に国の事業として始まった。認知症の啓発活動として行っていたが、近年高齢者が増えていることから専門家と住民双方の立場から広く考えていく場としている。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2008 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

9月の一覧
北アに冬の足音 白馬連峰が初冠雪
 この秋一番の冷え込みとなった27日、白馬連峰など北アルプスの山々が初冠雪した。ふもとでは稲刈りが最盛期で、実りの秋を迎えている。早朝の散歩の途中足を止め、頂きを見上げる人の姿が見られた。 ふもとでは前日から雨が降り続いた。強い寒気の張り出しで気温が下がり、山頂が雪化粧した。白馬連峰の美しい景観が望めるスポットとして知られる白馬村の白馬大橋では、雲の合間から白くなった山々を時折望むことができた。
相澤病院100周年で駅伝 10月5日創業者故郷小谷から
 松本市本庄の特定特別医療法人慈泉会「相澤病院」(理事長・相澤孝夫院長)がことし、創業100周年を迎える。同病院創業者・相澤曽兵衛氏の故郷である小谷村から病院までの約75`をたすきでつなぐ駅伝や記念式典などで節目を祝い、地域に信頼される病院づくりに向け新たな一歩を踏み出す。 駅伝は同病院100周年記念ふれあい祭り実行委員会が企画。5日午前7時45分、村役場をスタート地点に開かれ、若手から熟年までの医師や病院職員十数人でたすきをつなぐ。