2008年10月8日(水)付


街路灯存続に役立てて 木崎湖 アニメファンら募金寄付
 木崎湖を舞台にしたアニメのファンらで環境保全などに取り組む「みずほプロジェクト」の実行委員会(傘木宏夫委員長)は4日、夏季に湖畔に設置される街路灯の存続に役立ててもらいたいと、募金活動などで集まった現金12万円を、街路灯を管理する木崎湖温泉観光協会(遠藤博文会長)に寄付した。 街路灯は、同観光協会が毎年7月から9月にかけて設置。夏の風物詩として定着しつつあるが、設置費用や電気代約12万円の負担が大きく、継続に悩んでいた。ファン有志から維持に協力したいという声が上がり、同実行委で事務局を引き受け、8月から湖畔各所に募金箱を設置した。
鎌池秋色≠ノ 小谷 紅葉見ごろ間近

 小谷村を代表する観光スポット「鎌池」の紅葉が色づきを増している。連日、多くの観光客が足を運び、秋色に染まりだした大自然のなかで散策を楽しんでいる。今月中旬から下旬にかけてが見ごろを迎えそうだ。 紅葉を迎えたナナカマドやブナ、トチノキ、モミジなどが湖面を鮮やかに染め、秋の深まりを感じさせる。 周囲の遊歩道では、観光客たちが写真撮影などで紅葉を楽しみながら、穏やかな時間を過ごしている。
エアロビで親子健康に 大町のNPO 指導者招き教室
 大町市で体操を中心に活動するNPO法人・ジムナスティックネットワーク(ジムネット、甘利道子代表)は5日、親子エアロビクス教室を大町北高校小体育館で開いた。約60人の参加者が激しい動きのダンスで、気持ちよく汗を流した。日本フィットネス協会のエアロビック・ダンスエクササイズ・インストラクターの田中花さんを講師に実施。ウオーキングやストレッチから始まり少しずつ心拍数を高め、軽快な音楽に合わせて大きく体を動かす有酸素運動まで無理なく指導した。
アルプスマラソン準備着々 大町 看板設置や草刈りに汗
 大町市で19日に開く「日本の屋根を走ろう!」第25回大町アルプスマラソンに向けて、実行委員会や大北陸上競技協会、大町青年会議所などは5日、コースの草刈りや看板の設置などの準備作業を行った。各団体から22人が参加。雨の中、往復で42・195`の日本陸連公認コースに沿って沿道の草を刈った。通過車両に大会開催を知らせる看板65枚を設置、給水用のタンクなどの準備も行い、当日のコースの安全配慮に向けて念入りに作業した。
白馬北小 棚田百選の青鬼で 紫米収穫 故郷学ぶ
 日本の棚田百選に選ばれ、紫米の栽培の盛んな白馬村青鬼地区で7日、白馬北小学校5年生児童66人が紫米の収穫作業を体験した。 同学年は社会科の授業で学校田であきたこまちの米作りをするかたわら、ふるさとの特産物について学び、村が行っている古代米棚田保全事業に協力し、同地区住民の指導で毎年紫米を栽培している。 約6eの広さの田んぼでは、児童が5月に植えた「朝紫」の品種の紫米が重い穂を垂れていた。児童は豊作を喜びながら、学校の稲刈りで習い覚えたかまを使い稲を刈り取り、その場で脱穀した。脱穀機から吐き出されるもみの色に「こんなに黒いんだ」と驚きの声を上げていた。
臓器移植 理解を 大町 腎臓病患者ら街頭啓発
 県腎臓病患者連絡協議会(小林正雄会長)は5日、第28回臓器移植普及推進月間の全国街頭キャンペーンを大北地域の大町市・ジャスコ新大町店や池田町・マックスバリュー信州池田店を含む県内34か所で行った。  ジャスコ新大町店では、大町病院腎友会(眞島政秀会長)や大町ライオンズクラブ員ら十数人が、来店者に啓発チラシや臓器提供意思表示カードなど400セットを配り、腎臓や角膜など臓器移植への理解を訴えた。
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