2008年10月10日(金)付


地域の民話1冊に 故金田国武氏の作品集発売

 大北・安曇の民話を研究し、平成12年に亡くなった詩人・民話研究家の金田国武(きんた・くにたけ)氏の作品をまとめた「金田国武民話の世界〜信濃大町と安曇の民話〜」が8日、発売された。地域に埋もれた民話を掘り起こし本紙上などで発表した中から、選び抜かれた50話の方言民話を掲載している。
「飲酒運転撲滅を」 大町 安協平支部チラシ配布

 大町市大町地区交通安全協会平支部(中村博郎支部長)は8日、平木崎の温浴施設ゆ〜ぷる木崎湖温泉棟を訪れ、運営する木崎湖温泉開発の遠藤鷹一社長に、「飲酒運転撲滅」などを呼びかけるチラシを手渡した。 平地区ではことし、交通死亡事故が多発。同支部は事故防止のための啓発活動を続けており、この日の訪問も啓発活動の一環として行った。
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10月の一覧
大町のNPOキッズウィル 収穫喜び 焼き芋会
 
子育て支援に取り組む大町市のNPO法人・キッズウィル(吉澤岩雄理事長)は8日、農業体験事業の一環で焼き芋体験会を同市平借馬のほ場で行った。市内の小学生23人が参加し、新米やサツマイモなどの農作物を味わった。 子どもたちは田んぼに盛られたもみ殻の中で、じっくり蒸し焼きされたサツマイモを食べた。熱さに戸惑い、慌てて手を放した児童も、焼きたてをほお張ると満面の笑みを見せた=写真
金の鈴生産組合 初の有機栽培 大峰大根収穫楽しむ
 池田町の金の鈴生産組合(袖山光代組合長)と農村いきいきネット池田(伊藤訓江会長)は8日、大峰高原のカミツレ研究所畑約10eで「大峰大根」の収穫体験会を行った。YR夏蛍と献夏37号という種類で、今年初めて有機栽培した。訪れた人は、自ら大根を抜いたり、調理法を教わりながら大根料理を味わい、収穫を楽しんだ。 同組合が、7月から3回に分けて植えた大根は、完全無農薬で同研究所でエキスを抽出し終わったカモミールやボカシなどを堆肥(たいひ)として施した火山灰土で育てた。大きいもので50aほどに成長。標高の高い場所で育てるため、早い時期に収穫ができ、アクが少なく、調理しやすいという。
半世紀節目の総合発表 白馬中 感謝込め準備
 白馬村の白馬中学校(小林茂喜校長、生徒数308人)で9と10の両日、第32回総合発表会が開かれている。ことしは創立50周年の節目を迎え、生徒は「ありがとう〜50年分の感謝を込めて・未来に向ける僕らの言葉〜」をテーマに、これまで数々の伝統や歴史を刻んできた先輩たちに感謝の気持ちを持ちながら、新たな歴史の1ページを刻んでいこうと全校一丸となって準備を重ねてきた。 初日は開会式や意見発表会などのステージ発表が行われ、会場を訪れた保護者や地域住民に半年間の学習の成果を披露した。
織り姫¥纈Bの技披露 小谷ぼろ織り講座修了

 小谷村と村の有志でつくる「小谷ぼろ織りの会」(中川恵子代表)主催による、今年度2回目の「織り姫養成塾」の修了式が9日、同村おたり名産館で行われ、受講生が塾で織り上げた作品を持ち寄り、学習の成果を披露しあった。 今回は同村で宿泊施設を営む人や若者など県内外から4人が受講。9月から1か月間、毎週1回、会員の指導を受けて技術向上に励んできた。