2008年10月11日(土)付
色とりどりシクラメン出荷 JA大北中部育苗センター 大町市平のJA大北中部育苗センターで、色とりどりの花をつけたシクラメンの出荷が始まった。生産を手がけるアグリサポートの職員が、余分な葉や枯れた花の摘み取りなど出荷前の作業に汗を流している。同センターでは、赤や紫など5色10種のシクラメンを栽培。約3000平方bのハウス内で5号鉢のシクラメン4500鉢、小ぶりのガーデンシクラメン10万鉢を育てている。職員の工藤治男さんによると、今年は夏場の猛暑で生育が遅れたものの、花の咲き具合が良く上々の仕上がり。花の咲きそろったものから関東や関西、中京方面に向けて出荷され、11月上旬のピーク時には、1日に約5000鉢が運び出されるという。 |
高校選択の参考に 穂高商業で体験入学 安曇野市の穂高商業高校(大野整校長)の体験入学は10日、開かれた。来年度入学を希望する中信地区15校の中学3年生177人が参加して模擬の8クラスを編成して高校生活を体験した。職員20人が授業を担当して来年度の高校選択の参考とした。 体験入学は2年前まで学校案内をしてコンピューター室での実習などをしていたが、昨年度から模擬クラスを設けて実施した。大野校長は「どこの学校にいくかというより、その学校で何をするのかが大切。高校生活3年間を元気に過ごすためのきっかけにしてほしい」と歓迎の言葉を述べた。 |
ゴミ減量関心高めて 小谷で分別講習会 小谷村役場住民福祉課は9日、廃棄物分別講習会を役場で開いた。アルプス広域連合が白馬村飯森地区を候補地とした広域ごみ処理計画が進むなか、ゴミ減量化への関心の高まりにつなげようと初めて企画。「混ぜればごみ、分ければ資源」と題した講演に約30人の村民が耳を傾け、分別徹底の必要性について理解を深めた。 |
小中生ともに成果披露 美麻で総合発表会 大町市美麻の美麻小中学校(塩島弘之校長)は10、11の両日、総合発表会「梨の木祭」を開いている。「Never Ending Story〜ボクらはひとつ終わりなき友情〜」をテーマに、これまでの学習成果などを発表する。小中の児童生徒がともにゲームを競う梨の木広場では、学年や縦割り班で協力し、楽しむ姿が見られた。 |
活動の成果披露 池田 高瀬中で文化祭 池田町立高瀬中学校(高津文宏校長)は10、11の両日、32回目の文化祭「高瀬祭」を、「ONE CHANCE〜一瞬の花火にキセキを起こせ〜」をメーンテーマに開いている。10日は、各学年クラス、部活が総合学習で学んだことのステージ発表や、体育祭が行われ、日ごろの活動の成果を披露した。今年の生徒会テーマFIRE WORK(花火)のように、一瞬で終わるものではあるが、最後まで可能性を求め、過程でみんなのきずなを強めていこうとの意識で、夏休み明けから準備を進めてきた。生徒らはこれまでに総合学習で学んできたゴミ問題や八幡神社のお囃子(はやし)、職業体験などについて発表を準備。3年生は劇形式にして今まで体験したことなどをユーモアを交え発表し、会場を沸かせていた。選択授業の琴や太鼓も演奏され、迫力あるステージ発表が行われた。 |
リンゴ中生種出来上々 大町で品評会 県うまいくだもの推進北安曇地方部(藤原一部長)とJA大北は9日、平成20年度リンゴ中生種コンクールを大町市平のリンゴ選果場で開いた。今年の中生種はここ数年の間でも、色、味ともに上々の出来ばえだという。管内のリンゴ農家から「シナノスイート」と「秋映」合わせて24点が出品され、今年の出来を評価。県や全農長野県の職員ら4人が、糖度や重量など7項目を100点満点で審査にあたり、リンゴを一つひとつ手に取り形状や玉ぞろいを確認した。 |
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