2008年10月12日(日)付

秋風受け迫力レース 安曇野市で観光草競馬

 安曇野市の秋の風物詩として40回目の節目を迎えた安曇野観光草競馬大会は11日、同市営牧運動場で開かれた。全国各地から集まった馬が秋の安曇野を駆け抜けた。 安曇野競馬愛好会(斉藤茂昌会長)主催により行われる行事で、同市内や松本市、大北などのほか県内外各地からサラブレッドやポニー、農耕馬などさまざまな約40頭が出走。騎手のムチに応えて見事な走りを見せた。

秋の大町で健脚競う 市内2高校強歩大会
 大町市の大町高校と大町北高校で10日、生徒たちの健康な体と精神力を養う伝統の強歩大会が開かれた。生徒らは紅葉の増した秋晴れの高原をそれぞれのペースで駆け抜けた。大町北高校の第39回強歩大会には300人余の男女が参加。市文化会館を出発して蝮(まむし)坂を抜け、美麻地区を一周し学校に戻る、男子24・7`、女子20・8`の厳しいコースで健脚を競った。高原には黄金色の稲穂や木々が赤く色づき、沿道からは「がんばれ!」の盛んな声援が送られ、生徒たちは完走を目指して歩を進めた。
新そば≠ノ舌つづみ 美麻で祭り スタンプラリーも
 新そばの季節を迎え、大町市の「ぐるっとそば処(どころ)スタンプラリー」は10日、始まった。11月11日まで、市内各所の加盟そば店やそば祭り、製粉所などを巡りスタンプを集めると宿泊券などが当たる。同日、市内でトップを切り、美麻地区で第37回信州美麻・新行そば祭りが始まった。新行そば祭りは20日まで、地元の加盟民宿の主人らが打つ、取れたての地粉を使ったこだわりの手打ちそばが味わえる。ことしはヨコテ家、古家荘、山品の3軒が会場となる。
きょうから「一中美術館」 生徒が学芸員 500点展示
 大町市の大町第一中学校(森泉哲校長)は12、13の両日、市民が美術をとおして語り、ふれあい、憩える場として「ひびきあい」をテーマに掲げ校内を「第3弾一中美術館」として開放する。自分たちの作品をアピールするとともに誰にでもできる身近な美術を地域の人たちに理解してもらう取り組み。およそ500点の作品を「一中美術館キッズ学芸員」と対話を楽しみながら作者の気持ちを想像する。 今回は、全校生徒に加え地域の芸術家や愛好者、卒業生や市長らの作品展も同時開催される。
色鮮やか紅葉見ごろ 白馬五竜 あすまでイベント
 白馬村の(株)五竜(駒谷嘉宏代表取締役社長)は紅葉の見ごろにあわせ、11から13日の3連休に同村の五竜アルプス山野草園で「紅葉まつり」を開いている。 紅葉前線も日ごとにふもとに下りてきて、現在は山頂からゲレンデの中腹まで色鮮やかな紅葉に包まれている。ゴンドラの空中散歩を楽しみながら見下ろす紅葉は圧巻で、五竜岳や唐松岳、白馬三山の北アルプスの山並みや田園風景の広大な景色が一望できる。
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10月の一覧
豆本続編4種完成 安曇野を紹介 下旬発売

 安曇野ブランドデザイン会議観光部会豆本プロジェクト(小林麻史リーダー)は10日、市民活動センターくるりん広場で11回目の会合を開いた。安曇野市内の書店や宿泊施設で7月に販売を始めた安曇野のPRなどを行う豆文庫の続編4種類が完成し、今月下旬には同市や松本市などで販売を始める=写真。