2008年10月24日(金)付


素朴で味あるモロコシアート 大町で展示
 トウモロコシの皮を使って人形を制作するモロコシアートの「しげこと仲間展」が23日から、大町市仁科町のギャラリー・いーずらで始まり、26日まで開催される。池田町出身で安曇野市在住の佐藤しげ子さんが、1年前から松本市の教室に通って制作した作品を、4人の仲間とともに展示した。材料はトウモロコシの皮で、干して乾かし、ゆでたあと再び乾燥させ、染料で色をつける。針金をしんにしてティッシュペーパーを巻き、その上から皮を重ねて張り人形の形を作る。
小谷栂池 ウッドチップ完成 26日 こけらおとし記録会

 森林保全や健康増進を地域活性化につなげるため住民と行政の協働で整備を進めてきた小谷村栂池のウッドチップロードが完成した。巣箱設置などを通じて小学校の森林学習の場として活用する計画もあり、多機能で、世代を超えた多くの人が携わることができるウッドチップロードの今後の展開が注目を集めそうだ。26日にはこけらおとしとなる記録会が開かれる。
元気に育ち帰郷=@北小谷 紙すき牧場で下牧作業
 小谷村北小谷の「紙すき牧場」で23と24の両日、同牧場に夏の間預けられていた牛が、酪農家の元へ帰る「下牧作業」が行われている。 ことしは大北管内や糸魚川市を中心とした酪農家から委託を受けた乳牛、和牛のメス51頭が放牧され、牛たちは標高850bから1200bにある43fの広い牧場でのびのびと過ごしてきた。約5か月の間で60`から100`も体重が増え、毛ヅヤも良く足腰も丈夫に育った。 下牧を迎えた牛たちは、広々とした放牧場から囲いに誘導され、体重測定と妊娠確認を行ったあと、運搬車に次々乗せられて慣れ親しんだ放牧場を後にした。
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10月の一覧
街づくり議論さらに 大町温泉郷ぐるった協議会

 大町温泉郷周辺で活動する市民団体を中心に、行政、企業と協働で街づくりを進める大町温泉郷周辺地域団体連絡協議会(小林敏博会長)は22日、第3回検討会を大町市役所で開いた。関係機関などから25人が出席し、観光資源の発掘や活用法など意見を交換、地域の魅力を生かした観光地づくりを模索した。
色とりどりキク見ごろ 白馬の伊藤さん宅
 白馬村の伊藤勉さん宅で、色とりどりの菊が見ごろを迎え、訪れる人の目を楽しませている。 伊藤さんは奥さんの節子さんが3年前に同村公民館の生涯学習講座で菊作りを受講したたのをきっかけに、菊作りに本格的に取り組むようになった。大菊を3本立ての鉢で育てる数鉢で始まった菊作りも、菊作りの大先輩である大町市の菊愛好家のグループ「秋香会」の会員から苗を分けてもらったり、自宅で株分けしたりと、丹精込めて苗を増やし続けてきた。