2008年10月29日(水)付


紅葉の小熊山楽しむ 大町でトレッキングイベント
 大町市平の小熊山を登る、小熊山紅葉トレッキング(大町市イベント実行委員会主催)は26日、開いた。200人余の参加者が、真っ赤に色づいた紅葉の山道を登り、絶景を楽しんだ。参加者は黒沢高原から小熊山山頂近くのパラグライダー場までの往復約9`のトレッキングコースを歩いた。紅葉はちょうど真っ盛りを過ぎたころで、真っ赤に色づいたカエデの葉が見ごろを迎えていた。
小谷の半世紀振り返る 節目記念し写真展
 小谷村半世紀のあゆみを振り返る写真展が11月7日まで、役場2階視聴覚室で開かれている。同村が誕生した昭和33年から現在までにあった出来事が約90枚の写真パネルで紹介されており、関心を集めている。 写真展は、同村合併50周年を記念して実施したもので、村がこれまでに保管してきた写真のなかから抜粋し、パネルとして展示した。 平成7年7月11日に発生した梅雨前線豪雨災害で決壊した村の様子、14人の命をのみこんだ8年12月6日発生の蒲原沢土石流災害現場、姫川をせき止めた昭和46年7月16日の小土山地すべり現場など収めた写真が目を引き、常に自然災害と向き合ってきた同村の軌跡をたどることができる。
あづみん≠ノ知事試乗 安曇野市の公共交通視察
 村井仁知事は28日、昨年9月10日に運行を開始して1年が経過し、利用が好調な安曇野市新公共交通システム(愛称あづみん)を視察に訪れた。県立こども病院から安曇野日赤病院まで試乗後、県安曇野庁舎で行われた住民懇談会に出席した村井知事は「公共交通は医療と同じくらい地域にとって深刻な問題。広がるように支援したい」と述べた。 村井知事は、こども病院から、乗客3人が乗ったワゴン型の車に平林伊三郎市長と県、市関係者と乗車。サティ豊科店を経て、最も利用者が多い豊科日赤病院までを試乗し、乗り心地を確かめて「便利だけれど、車いすで乗れないなど改良の余地もある」など利用者の生の声を聞いた。
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10月の一覧
北ア 雪と紅葉競演

 27日早朝、一面雪に覆われた北アルプスが姿をあらわした。雪の白と、里に達した紅葉のコントラストが鮮やかで、白馬村の白馬大橋など撮影スポットでは多くの観光客たちがカメラを構える姿が見られた。 頂上付近は厚い雲に覆われていたが、時折照らす日差しに雪の北アルプスが輝き、観光客たちは「すばらしい景色」と冬の訪れ間近かとなったことを感じていた。
新設コースで初の走り 小谷 ウッドチップロード記録会

 小谷村栂池に新設された「栂池ウッドチップロード」で26日、オープンを記念した初のランニング記録会が開かれた。保育園児からお年寄りまで、村内外から150人余の幅広い世代が参加して、紅葉の街道を楽しみながら走った。 土の上にウッドチップを敷いたクッション性の良い走路面は足に優しく、小さな子どもにも走りやすく、参加者は適度な高低差があるコースの走りを存分に楽しんだ。
昔ながらの脱穀作業 池田陸郷 陸稲提供へ

池田町陸郷の住民有志でつくる登波離橋愛護会(藤松守会長)は26日、収穫したもち米陸稲(おかぼ)の脱穀を豊成公民館で行った。会員ら約15人が、人力でまわす脱穀機やとうみを使う、昔ながらの作業に汗を流した。 同会は、地域活性化と休耕地の活用を目指し、傾斜地の多い同地区に適した陸稲を栽培。天候に恵まれた今年の出来ばえは上々、年々収量が増加していると話し、地域の特産物として期待を寄せている。