2008年11月5日(水)付


体験で交通安全実感 高校生 教習所でセミナー
 県や県警本部、県内の交通安全関係団体などでつくる「交通安全Kプロジェクト実行委員会」は4日、高校生に体験を通じて交通安全を学んでもらう「ヤングドライバーズセミナー」を大町市の大町自動車教習所で開いた。白馬村の県立白馬高校の3年生62人が交通安全の大切さを実感した。講習会は、免許取得を間近に控えた高校3年生を「プレドライバー」と位置づけ、早期に実際に車を体験することで交通安全を体で知ってもらうねらい。平成15年から県内各地の高校3年生を対象に始まった。ことしは県内5か所で実施している。
白馬の空に華麗なアーチ サマージャンプ熱い声援
 白馬村スキークラブ(丸山星郎会長)は3日、「白馬サマージャンプ記録会2008」を白馬ジャンプ競技場で開いた。 世界で活躍する日本の一流・ベテラン選手から、未来のトップをめざす高校生選手まで、男女合わせて66人の選手が集い、白馬の空に華麗なアーチ合戦を繰り広げた。 好天に恵まれ、選手たちはラージヒル(K点120b)から晩秋の大空へ力強くジャンプ。2回のジャンプで優勝を競い合った。夏の間さまざまなトレーニングで鍛えてきた選手たちは、冬場に向けてしっかりと土台作りを行ってきたようすで、それぞれがこれからのシーズンへの好調ぶりをアピールするジャンプを見せていた。
大町 北アに響くシンセ音 鐘つき堂で影武者コンサート

 大町市のシンセサイザー奏者影武者(小尾信二さん)のコンサートがこのほど、同市の古刹(こさつ)霊松寺鐘つき堂をステージに、北アルプスを眼前に演奏が行われた。 同寺での影武者コンサートは、2005年から毎年春と秋の特別拝観期間中、2回ずつ開かれ、今回が16回目。これまでは境内と本堂内部で行われたが、今回初めて鐘つき堂で演奏した。 
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11月の一覧
紅葉と北ア眺め歩く 大町 鷹狩山トレッキング

 大町市イベント実行委員会主催の鷹狩山・霊松寺紅葉トレッキングは、秋晴れに恵まれた2日、市内外からスタッフを含む約150人が参加し、市立大町山岳博博物館−鷹狩山頂−霊松寺−博物館の全長約10`のコースで開かれた。定員100人を超えキャンセル待ちの人気を呼び、「参加したかったが定員になったので、同じコースを歩いてきました」という女性グループもいた。
農業の楽しさ知って 南農と小学校PTA交流
 安曇野市の南安曇農業高校果樹研究部と同市内小学校PTAの果樹栽培体験交流の最終回は3日、同市堀金烏川、同校第2農場果樹園で開いた。市内小学校に通う21家族約70人が参加し、同校生徒の指導を受けた研究、実験成果をまとめ、たわわに実ったふじの実を収穫した。 交流会は、農業の楽しさを知ってもらおうというもので、昨年まで6年間は地元堀金小学校PTAに限定して行っていたが、参加者対象のアンケートで「募集範囲を広げたほうがいい」との意見が出たため市内全域に広げた。5月3日に開講し、10月まで7回にわたって花摘み、摘果や名前や好きな文字をリンゴの表面に描く「デザインアップル」づくりなどを行ってきた。
落語交え「男女共同参画」 大町市社で意識づくりの集い

 大町市、同市教育委員会、社地区実行委員会主催の「社地区よりよいパートナーとなるための集い、男女共同参画社会に向けての意識づくり」は3日、社公民館で開かれた。松本教育事務所生涯学習課指導主事の矢口高士さんが落語を交えて楽しく語り、約50人が男女共同参画の意識を学んだ。