2008年11月8日(土)付


看護師不足備え復帰支援 大町でも離職者研修
 長野県と(社)長野県看護協会は今年度、いったん職から離れた看護師に実技や最新の医療動向を学ぶ場を与える「再就職支援研修会」を開いた。資格を持ちながら職に就いていない人材の再就職を促し、看護師不足に備える。市立大町病院では4日から7日まで、大北地域から6人の業務に就いていない看護師が参加した。注射や採血の実習や最近の医療状況、専用の呼吸器具や経口での人工呼吸やAED(自動体外式除細動器)の使用法などを実践。修了証を受け取った。
池田で「写真の日」記念展 町立美術館 地元は3人入選

 池田町立美術館(遠藤友麗館長)で12月7日まで、(社)日本写真協会が主催する巡回展「写真の日」記念写真展2008を開いている。同町内在住者3人を含む、入選作品344点を展示している。応募総数約2300点から選ばれた作品は、人物や風景、何気ない日常を写した作品など幅広いジャンルにわたる。
「夢へ努力」生徒にエール パラ五輪代表の新田さん講演 小谷中

 小谷村の小谷中学校PTAは6日、パラリンピックノルディックスキー日本代表の新田佳浩さんを迎え、恒例のPTA講演会を開いた。  講演では「パラリンピックが私の人生を変えた」と、子ども時代の思い出話や、夢に向かって努力する大切さなどを語った。
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11月の一覧
「立冬」早くもお菜洗い

 7日は二十四節気の一つで「立冬」。暦の上では冬の始まりとなるが、この日の北アルプス山ろくは暖かい日が差し、穏やかな立冬となった。大町市平中綱の民宿街では早くも野沢菜の漬け込みが始まり、南に面した庭先に水道水を引いて盛んにお菜洗いをする光景が見られた=写真
デマンドタクシー予約受付 白馬でセンター開所式
 白馬村デマンド型乗り合いタクシーの予約センターが7日、村保健福祉ふれあいセンター内に開所し、利用希望日の予約受け付けが始まった。村内65歳以上を主な対象に、予約により自宅から目的地まで送迎する新たな公共交通システムが始動した。 村デマンド型乗り合いタクシーは1乗車300円の設定で、来年4月1日からの本格運行を予定。今月11日から試験運行が始まる。  予約センターでは、社会福祉協議会職員がオペレーターを務め、登録者からの予約を受け、運行を行う村内タクシー業者3社に伝える役目を担う。予約は、利用希望日2日前から利用希望便の出発時刻30分前まで受け付ける。
正しい人権学ぶ 白馬北小で講演会
 白馬村の白馬北小学校(中山晴隆校長、児童数369人)で7日、県教育委員会教学指導課・心の支援室人権支援係の矢野勝彦主事による人権講演会が開かれ、児童が人権についての正しい理解と人権を尊重する意識を高めた。 矢野さんはいじめをテーマに、中学時代、1年生でサッカーのレギュラーに選ばれたことから、陰湿ないじめを受けた体験談を披露。いじめられる立場の人の気持ちを「つらくて何をされるかわからないといった恐怖と恥ずかしさから、我慢をしてしまう。そして長い間の心の傷となっていく」と話し、児童に「皆さんはつらさを受けとめてあげる人になって」と呼びかけた。