恒久平和へ誓い新た 大町市で戦没者追悼式
 大町市は14日、戦没者追悼式を大町公民館分室で開いた。戦後63年を迎え、遺族や来賓ら約100人が戦没者を悼み、恒久平和への誓いを新たにした。
日清・日露戦争や第2次世界大戦などで亡くなった、市出身の軍人や従軍看護婦、動員学徒、満州開拓団らの死を全市を挙げて悼み、平和の思いを新たにしようと毎年開いている。参列者は菊の花を献花し、黙とうで冥福を祈った。詩吟などがささげられた。
米粉で手作り料理 松川 普及目指し講習会
 松川村で新たな食文化の発信や郷土料理の継承で地域の活性化を目指すMフード倶楽部(吉森里和代表)は「米粉でつくるパン・お菓子講習会」を開いている。13日は近隣市町村などから約10人が参加し、関東米粉推進協議会の板橋和子さん=白馬村=の指導でピザとシフォンケーキづくりを学んだ。
同講習会は、今年で3年目。午前中は会員の郷土料理継承のための講習、午後に一般を対象にした米粉普及のための講習会を開いている。各回パンとお菓子を1種類ずつ実習、12月まで全6回開いていく予定。

2008年11月15日(土)付


経済対策備え情報交換 大町市 関係機関が懇話会
 大町市は14日、経済情勢懇話会を市役所で開いた。米国発の金融危機などに端を発した世界的な不況の波が広がる中、関係機関が今後の経済対策に備え情報を交換し、対策を話し合った。
懇話会には市や県地方事務所などの商工担当行政や商工会議所、職業安定協会、金融機関、経営者協議会、観光協会など13団体から代表者が参加した。県内の経済情勢や国・県・市の経済対策状況、雇用情勢などについて情報を共有した。
野沢菜収穫 出来は良好 大町市 ライスファーム野口
 14日の北アルプス山ろくは朝から青空が広がり、小春日和の穏やかな一日となった。
 大町市平野口の泣宴Cスファーム野口の畑では、今シーズン初めての野沢菜の収穫が行われた。減反田を利用した畑のうち約8eで野沢菜を栽培。

 同社員たちは「ことしも野沢菜の出来はいいですね」と話しながら、予約注文のあった消費者宅へ30束・約300`を出荷した。収穫は今月末まで続く。野沢菜を自分で抜き取る収穫体験も受け付けている。問い合わせは同社0261-23-3038まで。
村営バスの利便性考える 小谷 住民交え初の検討会
 小谷村営バスの利便性を図る、住民を交えた初の検討会が13日、村役場で開かれた。利用者が少ない日中便の運行形態について、デマンド型乗り合いタクシーの導入などを視野に入れた検討が始まった。年内には方針を固めたい考えだ。
 村営バスはスクールバスを兼ね、主要道路をメーンに5便6系統で運行しているが、主要道路から離れた場所に集落が点在することに対応しておらず、住民からは形態変更を含めた見直しの声があがっている。さらに同村は高齢化率も高く、お年寄りの足の確保が最重要課題のひとつにあがる。
成長願い七五三 大町 仁科神社が園児招く
 大町市平木崎湖畔の仁科神社(羽田浩一宮司)は14日、同地区のりんどう幼稚園(西沢弥恵子園長)としらかば保育園(中村祐子園長)の年長児合わせて44人を招き、「七五三祝祭」を行い、子どもたちの健やかな成長や無病息災を祈願した。同神社氏子総代会(石原学総代会長)役員らも参列し、厳粛に執り行われれた。
 園児らは、羽田宮司の「いい子で上手にお参りしましょう」の言葉どおり姿勢よく正座し祝詞に耳をかたむけた。各園代表が玉ぐしをささげる様子を静かに見守り、その場で一緒にお参りをした。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2008 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

11月の一覧