産学官トップ集い経済議論 白馬で初 世界フォーラム
 (社)世界経済研究協会(会長=槍田松塋・三井物産社長)は15、16の両日、「世界経済評論フォーラム白馬会議’08」を白馬村シェラリゾートで開いた。混迷する世界経済や深刻な環境問題の中、かつて五輪会場となったリゾート地を会場に全国から産学官のトップが集い、世界の中での日本経済の再生について議論を交わしている。
同フォーラムは、世界経済がグローバル化する中で、日本経済をリードする「知」を結集し発信する活動拠点をつくろうと開催。世界の経済界トップがスイスの保養地に集う「ダボス会議」の日本版をイメージし、初めて会場に白馬を選んだ。
秋の味覚でおもてなしハーブセンターとエルブ感謝祭 池田
 池田町ハーブセンターと農産物加工販売施設エルブいけだで15日、秋の感謝祭が開かれた。収穫したての農産物や加工品の販売ブースが並び、秋の味覚でもてなした。風船を使ったパフォーマンスや餅つきなども行われ、多くの家族連れでにぎわった。
 販売ブースでは、エルブいけだ特製のテンペ味噌入りパン、おやき村の焼きたておやき、ハーブセンターの桑入り大判焼きなどが並び、訪れた人たちは地元食材をふんだんに使った加工品を買い求めていた。

2008年11月16日(日)付

「できることを形に」 大町商議所青年部エリアサミット
 大町商工会議所青年部は14日、公開例会第17回エリアサミット・イン・おおまちを大町商工会館で開いた。下諏訪町でまちづくりに取り組む原雅廣さん(44)を講師に招き、大町と人口規模が近い下諏訪のまちづくりを参考に、「できることから始めるまちづくり」をテーマに事例を学んだ。
原さんは、かつて空き店舗に悩まされた御田町商店街を舞台にまちづくりを始めた「匠の町しもすわあきないプロジェクト」の専務理事を務める。工業の町として、特徴である「ものづくり」の手法を取り込んだまちづくりを、商店街の中で始めようと動き出した。

今ある魅力を生かす 大町温泉郷再生協 菅原氏がアドバイス
 県の温泉地・スキー場地区再生モデル事業として観光関係者や市民団体などでつくる、「大町温泉郷再生協議会」は15日、県が同協議会に派遣したアドバイザーで観光・地域プランナーの菅原由美子氏=東京都=とともに温泉郷周辺を歩き、徒歩の目線からの魅力を探った。
委員らは森林劇場や堤防沿い、トレッキングコースなどを歩き、車からでは見えないさまざまな魅力を実感。樹林に囲まれた温泉地として、緑の多さや敷地の広さなどの特徴を備えた貴重な場所だということを再認識した。多目的ホールで、委員と菅原氏とで温泉郷の誘客に向けた議論を交わした。
昔ながらの“かやぶき” 小谷の山留育成会 作業に汗
 小谷村のNPO法人「小谷山村留学育成会」(北村正理事長)が都会の子どもたちと地域住民の新たな交流の場にしようと、同村中土瑞穂地区で手がけている竪穴式住居作りで、屋根と壁のかやぶき作業が15と16日に行われ、建設が佳境を迎えている。
 15日は育成会の呼びかけで集まった子どもたちと地域住民、小川村や俳優の永島敏行さんが主宰する「青空市場」からのボランティアら30人余が参加して作業に汗を流した。
黄葉背景にサクラ 大町市東山で見ごろ

 大町市東山の大町市霊園付近には、毎年秋から冬にかけて花が咲くサクラの木があるが、ことしも黄葉を背景に花が開き、見ごろを迎えた。
 例年寒さが加わる10月から咲き始め12月まで次つぎと花開くが、ことしは秋の訪れが遅かったためか、例年よりやや遅れて満開となった。
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