北アブランド品一堂に 大町で初イベント
 北アルプス山麓(ろく)農畜産物ブランド運営委員会(委員長・宮澤敏文県議)は16日、大町市のサン・アルプス大町で同ブランド初のイベント「実りの秋北アルプス山麓ブランドの日」を開いた。会場にはブランド品に指定された大北の農畜産物38品目が並び、試食、体験コーナーも設けられ、訪れた人たちでにぎわった。同ブランドは平成18年度に地域の農産物、加工品の向上や農業活性化に向け認定が始まった。同イベントは、全ての素材がそろうこの時季に同ブランドの地元への周知・定着と、全国発信を目的に開いた。
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11月の一覧
一人暮らしお年寄り交流 小谷で手作り料理囲む

 小谷村社会福祉協議会は16日、同村福祉センターせせらぎで「ひとり暮らしの方のお楽しみ会」を開いた=写真。 家にとじこもりがちな高齢者に他地域の友人との交流を楽しんでもらおうと、毎年行われている企画。村内の72歳以上の男性と、75歳以上の女性30人余が参加して、共催する婦人有志「あじさいの会」の会員の作った手作り料理を囲んで親ぼくを深めた。

2008年11月18日(火)付

一年の成長披露 八坂美麻の山留生収穫祭
 大町市八坂の育てる会八坂美麻学園山村留学センターで15、16の両日、山村留学生が農業体験や生活での収穫を発表する、収穫祭が開かれた。山留生25人が、4月からの成長ぶりを個人研究や太鼓の演奏などで披露した。 初日の体験発表では、会場に保護者や学校教諭、地域住民ら100人以上が集まり、子どもたちの取り組みを見学。自然や文化などをテーマに、子どもたち一人ひとりが研究した成果に大きな拍手を送った。

2年ぶり100万人突破 アルペンルートトロバス利用
 大町市と富山県を結ぶ市内最大の観光路線、立山黒部アルペンルートの長野県側玄関口、関西電力トロリーバスの今年度入り込み数が16日、2年ぶりに100万人を突破した。混迷する世界経済の中で後半の落ち込みが目立ったものの、シーズン開幕時のスタートダッシュでの誘客が功を奏し、当面の目標を達成した。日曜日の16日、午後1時扇沢駅発の便で100万99人に達し、大台を突破。同日いっぱいで同日前年比3・9%増となる100万497人を達成した。営業終了の今月末には101万人を超える見込みという。
親善女子バレー熱戦 白馬小谷 連盟が大会
 白馬村と小谷村の女子バレーボール連盟は16日、白馬村のウイング21で「第11回白馬・小谷親善バレーボール大会」を開いた。 連盟に所属する両村の9チーム約100人が参加して、日ごろの練習の成果を発揮して熱戦を繰り広げた。 選手を代表し白馬村スノーマムチーム堀内花子さんの力強い選手宣誓のあと、2ブロックに分かれ、リーグ戦で優勝を競った。 同大会はシーズンのしめくくりとなる公式大会で、各チームの総力を結集した好プレーが続出。家庭や仕事の合間にバレーを楽しむ女性たちの、シーズン中の成長ぶりがうかがえた。
幻の原稿 10年ぶり日の目 小谷の山岸さん 満州体験一冊に
 小谷村在住の農村映画製作者の山岸豊吉さんの自伝的長編小説「百姓馬吉」が12月18日、農山漁村文化協会(農文協)から自費出版される。満州(中国東北部)での自らの体験をもとにした15年前の自作アニメ映画「蒼(あお)い記憶・満蒙開拓と少年たち」から構想を得て、6年の歳月をかけて執筆しながら、出版がかなわずにいた「幻の原稿」。山岸さんは長い間眠っていた原稿が十数年ぶりに日の目を見る、その新しい誕生を心から喜んでいる。