2008年11月26日(水)付


エイズ予防「正しい知識を」 大町保健所が街頭啓発
 
12月1日の「世界エイズデー」に合わせ、大町保健所は「性の健康週間」期間中の25日から、エイズに関する正しい知識と検査の普及を目指し、啓発活動を展開している。初日は、職員7人がJR信濃大町駅前で、利用客らに啓発文をはさんだティッシュ250個を配布。性交渉による感染予防や、エイズに対する偏見や差別をなくそうと呼びかけた。
商店街に輝き≠ニ癒やし=@池田町三丁目 イルミ点灯
 池田町3丁目商工会(山崎健至会長)は24日、3丁目交差点付近の駐車場でイルミネーション点灯式を行った。参加者全員でカウントダウンを行い、赤や緑、白など約4000球のツリー状になったイルミネーションに光がともされた。来年1月10日前後まで、午後5時ごろから10時ごろまで楽しむことができる。昨年は商店街沿いにイルミネーションを設置していたが、今年は趣向を変え、生坂村、松川村方面からの交通が集まる地点を『癒やしの場所』として楽しんでもらおうと企画した。
育てた新そば味わって 白馬蕨平の有志が祭り
 白馬村蕨平(わらびだいら)地区の男性有志でつくる「蕨麺倶楽部(わらめんくらぶ)」主催の一日だけのそば祭りが22日、同地区蕨平基幹センターで開かれ、地域の家族連れなど大勢の来場者でにぎわった。「自分たちで栽培・収穫したそば粉を使って日ごろのそば打ちの成果を披露し、地区内外の交流を深めよう」と始められたそば祭り。口コミなどで年々人気が高まり、そばが不足することもあったことから、ことしは地域のそば打ち名人の野々山建さん、美樹さん夫妻が助っ人としてそば打ちに協力。男性会員らとともに自慢の腕をふるい、昨年を上回る200食余りを用意した。
シーズン終え運搬 トロバス定検のため里へ
 大町市平の関西電力黒四管理事務所(村上正育所長)は25日、立山黒部アルペンルートの扇沢駅と黒部ダム駅間を運行するトロリーバスを、オフシーズンの定期点検のため同市平の同事務所野口分室まで運搬した。今シーズンの営業も30日までの6日間を残すだけとなり、全15両のうちの8両を搬送。周辺は約60aの積雪があるという扇沢駅で、3台の大型トラックに載せられ、約13`の距離を30分余かけ3回に分けて運ばれた。8両は野口分室で、残る7両は30日の営業を終えたあと扇沢駅で、それぞれ来シーズンに備えて検査や整備が行われる。
彩り豊か原画展 穂高 絵本美術館森のおうち

 安曇野市穂高有明、絵本美術館の森のおうちの所蔵原画展「マッチ売りの少女はなぜ死んだ」は来年1月20日まで同施設で行われている。国内外絵本作家3人の絵本9冊の原画54点が展示され、寒い冬の季節に彩り豊かで温かな雰囲気の作品が訪れる人の目をとめている。
有線放送の廃止検討 小谷村 年度内に方針
 小谷村有線放送農業協同組合(中川光洋代表理事組合長)が運営する有線放送について、廃止を視野に入れた検討が進んでいる。同放送回線を使った村内通話が激減し、多額な費用を要する機器の更新も迫っていることから、今後のあり方について考える検討会を立ち上げ協議している。年度内には方針を固める考え。 村有線放送は、村内通話と加入者世帯に備え付けのスピーカーを使った定期的な情報発信を担っている。加入率は、全世帯の94・5%(1230戸)と高いが、携帯電話などの普及により、通話利用者はピーク時の40%にまで落ち込んでおり、通話機能の必要性が問われている。
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