2008年11月30日(日)付

90年節目 先人の功績に敬意 白馬 山案内人組合が祝賀会
 白馬村の白馬山案内人組合は28日、同組合の創立90周年記念祝賀会を白馬五竜エスカルプラザで開いた。山岳関係者ら約100人が出席し、先人の功績に思いをはせながら記念の節目を祝った。 祝賀会では長年にわたり組合の発展に貢献した組合員11人に永年功労表彰を贈り、1人ひとりに賞状と記念品を贈呈してこれまでの功労に敬意を表した。 同組合は白馬の近代登山や山岳スキーの先駆者として活躍した松沢貞逸氏が、増加する白馬岳の登山者への利便・安全をはかるために大正8年に創設。現在の所属ガイドは170人余。
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11月の一覧

地域のエコ$Gれる 大町で国際交流フォーラム
 内閣府(総理府・総務庁)青年国際交流事業50周年記念、青少年国際交流事業事後活動推進大会・日本青年国際交流機構第24回全国大会・第15回青少年国際交流全国大会フォーラム長野大会は29、30の両日、大町市の立山プリンスホテルで開いた。全国から国際交流経験者約200人が集い、「地球人で行こう!信州から見つめる明日のEARTH」をテーマに、地域の環境活動に触れた。初日は環境をテーマに、8つの分科会に分かれて大町での身近な環境活動を見学。分科会では、NPO「森づくり人づくり22」による森林再生の活動や、まきバス「もくちゃん」によるエコツアーなどの活動が紹介され、さまざまな形で地元の取り組みに触れた。
干支の「丑」押絵で 豊科郷土博で講座

 安曇野市の豊科郷土博物館で29日、博物館講座「押絵の干支(えと)をつくってみよう」が開かれた。市内や大北地域から約30人が参加し、松本平に古くから伝わる押絵の技法で来年の干支「丑(うし)」を製作。良い年の訪れを願いながら伝統文化に触れた。 参加者たちは、江戸時代から伝わる、綿を包むことで立体感を表現した伝統技法に挑戦した。
大町の園児囲碁で交流 ポン抜きで興味を
 大町市は29日、第8回アルプス囲碁村ポン抜き大会を勤労者福祉施設フレンドプラザ大町で開いた。囲碁のまちづくりを進める同市で、市内保育・幼稚園の園児約80人が、対局を通して触れ合った。子どもたちは7つのブロックに分かれ、頭をひねりながら石を盤に置いた。各ブロックの1位同士でトーナメント戦を行い、楯をめぐって腕を競った。会場には100人ほどの保護者も訪れ、子どもたちのがんばりを見守っていた。
園児ともちつき交流 松川公民館フレッシュ講座
 松川村公民館が主催する、健康増進や友達づくり、生きがいづくりを目的とした「フレッシュ講座」の参加者23人は28日、同村北保育園で行われたもちつき大会に参加し、園児ら約180人と臼ときねを使った昔ながらのもちつきを行い、交流を深めた=写真。 同講座は健康で豊かな生活を送るきっかけづくりにと、60歳以上を対象に10年ほど前から始まった。アロマテラピーや軽運動などに取り組んでいる。同村の食育事業「農業小学校」の田で松川小3年生が栽培したもち米を使用。参加者は「こうやってつくんだよ」と、園児と一緒にきねを持ったり、つきたてのもちをあんこやきなこに絡めて園児らと一緒に味わった。