正しいスノーボード学ぶ 小谷栂池 中学生教室で技術磨く

 小谷村の栂池高原スキー場で、村内の小学校高学年から中学生を対象としたスノーボード教室が開かれている。冬季五輪の正式種目になり、愛好家が増えるスノーボードの正しい普及と健全な発展を図ろうと、昨年から始まった。
 ことしは中学生4人が入会し、栂池スキー学校の深沢健悟指導員によるレッスンで技術を磨いている。

2009年1月3日(土)付


雪待って越冬キャベツ収穫 小谷名物1週間遅れ出荷
 小谷村の各所で越冬キャベツ「雪中甘藍(かんらん)」の出荷が始まった。ことしは降雪に恵まれず、まとまった積雪を待って、例年より1週間ほど遅い収穫となった。 同村伊折地区の伊折農業生産組合では、出荷開始の遅れを取り戻そうと、女性組合員が中心となって厳寒の早朝から収穫作業に汗を流している。 同組合ではことし、10eの共同畑に約1500余玉を作付した。40aほど積もった雪の下から、スコップを使って手作業で鮮やかな緑色のみずみずしいキャベツを掘り出した。 
幸祈る 長蛇の列 各地の神社 初詣でにぎわう
 大北各地の神社は12月31日から1日にかけて、初詣でや二年参りに訪れる人でにぎわった。大町市俵町の若一王子神社は、参拝のための人で境内に長蛇の列ができるほどとなった=写真。関係者によると、屋根のふき替え工事を終えた同神社内の県宝三重塔を年末年始にライトアップしたところ、約2000人が二年参り、元旦の午前中だけでも1000人以上が参拝に訪れたという。境内には、昨年の景気の悪化などを今年に引き継がぬようにと、熊手や破魔(はま)矢、お札など縁起物を買い求める人の姿が見られた。
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1月の一覧
年賀状配達に出発 大町は64万通見込み

 大町市の郵便事業椛蜥ャ支店(小林節生支店長)は1日、年賀状の元旦配達を行った。高校生中心のアルバイトら約20人が、厳寒の大町市内に出発、「年始のあいさつ」を各家庭に配った。同郵便局は1日、昨年より約9000通多い約43万1000通を、八坂地区を除く市内全域で配達。民営化以降、2日の配達も行い、7日までに昨年並みの64万通余りを配る見込み。
初窯出し 力作並ぶ 池田 相道寺焼で新年行事

 池田町会染の相道寺焼(宮沢菊男窯元)で2日、初窯出しが行われた。中信地区を中心に県内外から、窯元の生徒や陶芸愛好家ら約20人が集まり、完成した作品を鑑賞しながら新年を祝った。 窯出しでは灯油窯1基から、地元保育園の子どもの作品を含む300点以上が取り出された。釉薬や染料で色付けされた花器や皿などの出来に、来場者から感嘆の声が漏れた。
健康願い元旦マラソン 大町社 「気合」半袖姿も
 大北各地で1日、恒例の「元旦マラソン」が開かれた。寒風のなか、参加者は元気な走りで、今年一年の健康や幸せを願った。  大町市社公民館主催の元旦マラソン(山田重雄大会長)には62人が集まり、往復約3`のコースを走り、心身ともに健康的な一年をスタートさせた。同大会は参加者の親睦(しんぼく)と健康増進のため始まり、今年で21回目。誰でも走れるように曽根原地区入り口付近までのなだらかなコースを走った。参加者は念入りに準備体操を行い、体が温まったところでスタート。なかには、半袖姿で「気合」を見せる参加者もいた。