早くもひな人形展 穂高 ギャラリーぬく森
 安曇野市穂高有明、ギャラリーぬく森の春のひな人形展は20日まで開かれている。県内外の作家がつくった張り子、古布、折り紙などのひな人形約200点が展示されて新年早々に早くも桃の節句の雰囲気を感じさせている。 展示は、仲むつまじい張り子人形や古布を材料とした独特の雰囲気のネコの人形、千代紙で折ったかわいらしいひな人形も並んだ。陶器は茶わん、酒器、皿、ペアはし置きのほか、たたらづくりと呼ばれる布に粘土を練りこんで焼き布の雰囲気を感じさせる焼き物。安曇野市の旧家に伝わる大正時代のお内裏様も併せて展示されている。

2009年1月7日(水)付

雪の中からフキノトウ 大町 住宅地で顔出す

 大町市旭町の住宅地の庭先で、早くもフキノトウが姿を現した。 丸くふくらんだ約10個が、前日から降った雪の間に顔を出している。まだ、つぼみを何重にも苞(ほう)が取り巻いているものが多い中で、1つだけ花を開き鮮やかな黄緑色をしていた。畑の一角に10年ほど前に移植したもので、平年より2か月も早く「ことしは正月から『ふき味噌(みそ)』が楽しめそう」と話していた。

厄払い=@江戸の木刀祭る 大町 塩の道博物館に祈願所

 大町市八日町の塩の道博物館(片倉恵男館長)にことし始めから、貧乏神・死神・疫病神との縁を切るとされる木でできた刀「三神縁切り刀」が祭られた祈願所が設けられた。江戸時代に大町に実在したとされる刀鍛冶(かじ)・源長英(みなもとのながひで)の銘を持つ。厄を払い町おこしにつなげる願いを込めて市民から提供された。
雪のなか茶の花 大町平公民館で咲く
 大町市平公民館・女性未来館ピュアの前庭で、雪景色のなかで茶の木に花や実が見られる。  茶の木は亜熱帯原産のツバキ科常緑樹。日本では静岡県や鹿児島県、長野県では南部の暖かい地方で多く栽培されており、積雪寒冷地の大町市内で、屋外に育つ茶の木を見る機会は少ない。 花期は10〜11月だが、同公民館庭の木では初冬から花が咲き始め、厳寒期に入った今も見られる。もうしばらくは、花や実が楽しめそうだ。
ソバの実洋菓子人気 白馬 五竜スキー場が発売

 白馬村の白馬五竜スキー場エスカルプラザで、今シーズンからソバの実を使った「白馬そばマカロン」が本格発売され、スキー客らの人気を集めている。 マカロンは卵白に粉砂糖とアーモンド、ココナッツ、クルミなどの粉末を加えてオーブンで焼き上げた洋菓子。秋に試作販売したところ観光客らの評判を呼び、定期販売を望む声が高かったことから、今シーズンから本格的な発売を開始した。
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