2009年1月9日(金)付


伝統おせち料理に舌鼓 白馬 しろうま保育園
 白馬村のしろうま保育園(太田昭子園長、園児174人)は8日、給食でおせち料理を提供し、園児が伝統食に親しみながら縁起料理に託された昔の人たちの夢や願いについて学んだ。  時代とともに食生活が変化し、おせちを作らない家庭も増えていることを背景に、1月生まれの園児の誕生会のお楽しみイベントの一環として、毎年この時期に昔ながらのもちつきを行ったり、給食におせち料理を取り入れている。
仁科台中生 駅伝県代表に 3年上田選手 「優勝に貢献を」
 大町市立仁科台中学校3年生の上田瑠偉君は、18日に広島県の平和記念公園をスタートして原爆ドームと厳島神社を結ぶ都道府県対抗男子駅伝競走大会「第14回ひろしま男子駅伝」の長野県代表メンバーの1人に選ばれた。2連覇を狙う県チームの一員として、全国の走者と俊足を競う。 上田選手は同中陸上部員として長距離走を主体に活躍。1500b個人では昨年夏の県大会で3位、北信越で7位を記録。11月に松本市で開いた秋の中学校北信越駅伝大会では、仁科台中チームの一員として第1区間で3位となった。大北・県の駅伝大会出場や、郡陸上競技大会・アルプスマラソン3`などで優勝経験もある。
五穀豊穣願い まゆ玉 松川南保育園で手作り
 松川村の南保育園(北村弥生園長)の園児100人は8日、同園で正月飾りのまゆ玉づくりに挑戦した。大根や馬、イチゴなど思い思いにつくった色とりどりのまゆ玉を柳の木に付け、五穀豊穣を願った。この時季の同園の恒例行事となっている。園児たちはまゆ玉のいわれを教わり、まゆ玉づくりに取り組んだ。一人ずつ柳の枝に、6色の色をつけた上新粉を細かくちぎって巻きつけたり、星や蛇などに形作りながら枝を飾っていった。出来上がったまゆ玉はそれぞれ家に持ち帰り、三九郎の火などで焼いて味わう。
「無病息災」繭玉を寄贈 鹿島荘が市内各地に
 大町市の北アルプス広域連合養護老人ホーム鹿島荘(宮田孝一所長)の利用者は8日、豊作を願う小正月の縁起物、繭玉を利用者と職員でつくった。無病息災と五穀豊穣の願いを込め、市役所などいつも世話になっている地域の関係機関に贈った。市役所には利用者を代表し柳本隆・自治会長ら3人と所員らが訪れ、繭玉が飾られたミズキの枝を牛越徹市長に手渡した。枝には蒸した米の粉を赤・緑・黄色に色づけ、カイコの繭や梅の花、キュウリ、カボチャなどの形につくったものが飾られ、華やかな雰囲気を振りまいていた。
囲碁の楽しさ知って 大町東小 有段者が指導
大町市の大町東小学校(細澤義和校長)で8、9の両日、囲碁教室が開かれている。アルプス囲碁村推進協議会(日下久生会長)から、日本棋院大町支部の有段者6人を講師に招き、全校児童が囲碁の楽しさに触れている。初日は1年から3年生までが、教室を受講。初めて受ける1年生のなかには、園児の時から囲碁を続ける子どもたちが多く、定石を問う講師の質問に、はきはきと答えていた。
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1月の一覧
外国人もてなす白馬の夜 五竜で初イベント
 白馬村神城の白馬五竜スキー場エスカルプラザは7日、インバウンド(訪日外国人旅行)滞在者を招いた初の夜間イベント「いいずら白馬五竜」を開いた。海外からの観光客ら約100人を、日本の食や伝統芸能でもてなし、白馬の夜の楽しみ方を提案した。ステージ上では、木島平出身の女性和太鼓チーム「鬼島太鼓」が迫力ある演奏を披露。地元芸能グループによる舞踊も行われた。初めて間近で目にする日本の伝統芸能に参加者たちはカメラなどを手に注目の視線を向け、大きな拍手を送っていた。