“厳しい年”切り開こう 本社主催 大町で賀詞交歓会
 大糸タイムス社主催・平成21年第27回新春賀詞交歓会は9日、大町市大町温泉郷の黒部観光ホテルで開いた。行政や商工団体など大北地域の官民各界から約200人が出席し、新年の始まりに、厳しい社会・経済情勢を切り抜け、さらなる地域の発展に取り組むことを誓い合った。
 会場には県現地機関や大北5市町村の幹部、地元選出の国県会議員、経済団体や企業などの代表者らが列席。ルートが示された地域高規格道路やオープン近づく国営公園など、観光・経済さまざまな話題を交え、年始のあいさつを交わした。
雪遊びや練習 児童交流 小谷 栂池スキー学校キャンプ

 小谷村の栂池スキー学校はこのほど、同スキー場で小学生を対象とした「冬休みホームステイキャンプ」を開いた。同校のスペシャルスキーチームでスキーを学んでいる子どもたちなど、県内外から16人が参加して、4泊5日のコースでスキーレッスンや雪遊びで交流を深めた。
臼井吉見作品を復刻 安曇野市 「自分をつくる」刊行

 安曇野市堀金の安曇野地域住民ネットワーク臼井吉見文学館(内川美徳館長)は安曇野の生んだ文豪・臼井吉見(1905−87)の講演集「自分をつくる」の復刻版を発行した。内川館長は「11日に成人式を迎える新成人など若い人にぜひ読んで人生の指針にしてほしい」と話している。
年初めに縁起物 池田町で「萬物作」贈る
 池田町の生産者らでつくる金の鈴生産組合(袖山光代組合長)は9日、同町2丁目の「スペース・ゼロ」で朝市の初売りを開き、千客万来や五穀豊穣など四字熟語の書かれた小正月伝統行事の縁起物の半紙「萬物作(よろずものづくり)」とまゆ玉を買い物客に贈り、豊作や健康を祈願した。
 同行事は小正月の「和家土親(わかどし)」と呼ばれる日にその年の豊作や健康、商売繁盛などを願って行われていた農家の伝統行事を復活させ、毎年、同組合の朝市で配っている。

2009年1月10日(土)付

親子で“手仕事展” 滝沢さん 松川セピアで

 松川村のJR信濃松川駅前のセピア安曇野で20日まで、滝沢光さんの毛糸の編み物作品と息子の清見さんが制作したツルや麻でつくったかご作品を展示する初の親子展「手仕事親子展」が開かれている。
 村内で編み物サークル「研友会」を開いて編み物歴30年以上になる光さんのテーマは「やさしい毛糸達」。カーディガンや帽子など手の込んだ編み込みの作品約40点が並ぶ。

穂高周遊バス変更承認 安曇野市で地域公共交通協
 第3回安曇野市地域公共交通協議会兼公共交通会議幹事会は8日、同市役所堀金総合支所で関係者約40人が出席して開かれた。穂高観光周遊バス運行の変更、中房線の料金と運行区間延長、生坂村地域公共交通総合連携計画について承認した。
 穂高観光周遊バスはこれまで、市観光協会が松本電鉄に委託運行していたが、利用者の減少などから来年度からは同市内のタクシー業者3社に委託して運行する。運賃は従来の150円から300円に値上げし、運行コースも一部変更する。
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