2009年1月15日(木)付


日章旗 佐渡の遺族に 留学生チェルシーさん 大町市に報告
 大町市の姉妹都市・米国メンドシーノから日本に留学するチェルシー・ロビンソンさんが同市に依頼していた、太平洋戦争中の日章旗の関係者がこのほど、見つかった。チェルシーさんは14日から、遺族への返還に向けて、家族とともに新潟県佐渡市を訪れる。日章旗は、父親のモンローさんの友人・カール・キャルブさんが、太平洋戦争中に戦地で手に入れたという父親から譲り受けたもの。「贈高野名(こうのみょう)政雄君」の文字や、家族などが書いたと見られる寄せ書きが記されている。 関係者に届けてほしいと日章旗を託されたチェルシーさんが、昨年8月に同市に関係者探しを依頼。調査を依頼された厚生労働省が全国に呼びかけ、このほど名前などを手がかりに、佐渡市に住む政雄さんの兄・一雄さんを見つけた。
おひな様テーマ押絵展 豊科郷土博物館友の会
 安曇野市豊科郷土博物館第34回友の会押絵展は25日まで、同博物館で開かれている。「おひな様」をテーマとして友の会押絵部(丸山貞子部長)12人の丹精込めた押絵作品56点を展示している。 押絵は江戸時代後期に京都より伝わったとされ、松本平から安曇野全域で独自の伝統文化として発展してきた。同部は中高年世代の女性13人が所属しており、毎月第1土曜日に先輩が後輩に指導するかたちで腕を磨いている。
白馬デマンド乗合タクシー 運行見直し 4月本格実施
 白馬村地域公共交通検討委員会の4回目の会合が13日、村役場で開かれた。ことし4月から本格実施されるデマンド型乗り合いタクシーの運行計画の見直しを行い、増便による最終便時刻の延長やJR発着に配慮した時刻への変更を決めた。 会合では、昨年11月11日から始まった試験運行の状況や、登録者を対象に行ったアンケート結果などを基に、見直す点について意見を交わした。
青空の下そり遊び 大町の園児スキー場で
 冬型の気圧配置が緩んだ14日、大北地域では前日の雪模様から一転、好天に恵まれた。大町市内のたけのこ・こぶし・しらかばの3園の園児45人は、サンアルピナ鹿島槍スキー場キッズゲレンデでそり遊びを行い、新雪とたわむれた。八坂地区のたけのこ保育園からは年長児11人が訪れた。同園は合併後から旧市内の園と同様に、年に1度のそり遊びを行うようになった。子どもたちは、普段の園近くの坂とは一味違った開放感のあるゲレンデで、青空の下元気に駆けていた。
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1月の一覧
小正月にもちつき大会 JA大北小谷支所が初企画
 大北農協小谷地区支所は14日、小正月にちなみ同支所営農経済店舗で初のもちつき大会を開いた。日ごろの感謝を込めて昔ながらのもちつきを楽しんでもらうとともに、日本人の主食である「米」の消費が低迷している昨今、県内産の米の消費拡大をはかろうとのねらい。多数の来場者が昔ながらの臼ときねを使った出来立てのもちに舌鼓を打った。 もちつきは午前と午後の2回に分けて実施され、職員が来場者のかけ声にあわせ、威勢よくきねをふるった。もちをつく音にひかれ、小さな親子連れや数十年ぶりになつかしいもちつきを体験する来場者の飛び入り参加もあった。
親子で運動不足解消 大町常盤ともだち広場
 大町市常盤公民館(勝野富男館長)の未就園児親子教室ともだち広場は14日、親子のふれあいを目的とした「親子フィットネス」を開いた。参加した26組の親子らがスキンシップを楽しみながら日ごろの運動不足を解消する機会とした。講師の日本こどもフィットネス協会公認インストラクターの沖由美子さんは、1、2歳児用のプログラムを用意。手遊びの中にストレッチやエクササイズを取り入れ、聞きなれた音楽で体全体を動かすエアロビクスなどを指導した。