小谷で公認ガイド案内 冬の自然スノーシューで満喫
 小谷村観光連盟が雪国小谷村の魅力を楽しんでもらおうと企画している「信州白馬山麓(ろく)小谷村・スノーシューハイク」が17日から始まった。村観光連盟公認のスノーシュー公認ガイドの案内で、日本百名山の雨飾山と鎌池を歩くコースと、バックカントリーのメッカ、標高2000bの栂池自然園を歩く2コースを実施。25日までは第一弾として雨飾山・鎌池スノーシューコースが行われており、初回から多くの愛好家が参加して、グリーンシーズンには見ることのできない森の原風景を楽しんでいる。

2009年1月21日(水)付


特産そばで食文化知る 美麻中生 手打ち体験
 大町市美麻中学校は20日、そば打ち実習を行った。そばどころとして知られる地域のそば打ち職人に打ち方を習い、自分たちで一から育てたそばを味わい、地域の食文化に触れた=写真。 同校では毎年、全校生徒でソバの栽培を行い、種まきから刈り取り、調理・試食まで取り組んでいる。地区内にそばの名所とされる新行地域があることから、生徒にもなじみが深い地元のそば職人に打ち方を習い、地域住民との交流をはぐくんでいる。
大町 「大寒」清音の滝凍る
 20日は二十四節気の一つ「大寒(だいかん)」で、気候的にも1年のうちで最も寒い時季とされる。同日から2月の節分までを大寒といい、節分の翌日は「立春」となる。大北地域では同日朝、大町市で氷点下7・7度、白馬村で氷点下7・8度の最低気温を記録するなど、やや厳しい冷え込みとなった。大町市社常光寺の名勝「清音の滝」もこのところの寒さで凍りつき、高さ約9bの滝の両側と上部の半分ほどが氷に覆われた。中央部の黒い岩肌を水が流れ落ちているが、下部にはいくつものつららを束ねたような大きな氷が見られる。
候補擁立へ動き活発化 白馬村議選 告示まで3か月

 任期満了(5月4日)に伴う白馬村議会議員選挙(4月21日告示、26日投開票、定数12)の告示まで3か月となった。現職はいまだ1氏の出馬表明にとどまっているが、水面下では、女性候補者擁立の動きや出馬に向け意欲を見せる新人がいるなど、選挙をめぐる動きも徐々に活発化してきた。選挙戦になるかはいまだ不透明だ。
「車上荒らし注意」 大町署などスキー場で啓発
 大北各地のスキー場で車上荒らしが多発しており、大町署や大北防犯協会連合会は注意を呼びかけている。小谷村の大町署小谷警察官駐在所と栂池スキー場は20日、防犯ポスターを駐車場やリフト乗り場などに掲示し、貴重品の管理徹底を周知した。 駐在所の伊東正明巡査部長と、白馬観光開発樺フ池営業所の佐藤裕二所長らスタッフは、貴重品は車内に置かず、周辺施設のロッカー使用や持参を呼びかけるポスターを同スキー駐車場を中心に数十枚張り、巡回強化を確認した。
「大寒」に雪上運動会 小谷保育園 元気な歓声

 小谷村の小谷保育園(山田圭佐美園長、園児79人)で20日、恒例の雪上運動会が開かれた。豪雪の小谷村の冬の自然に積極的に働きかけて、元気な体づくりをしようというねらい。当日は二十四節気の一つ「大寒」で、暦どおりの厳しい冷え込みだったが、園児は白銀の園庭を元気に走り回り、寒さを吹き飛ばす歓声を上げた。
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