2009年1月23日(金)付

シクラメン美しく咲け 大町で種まき作業
 大町市平のJA大北中部育苗センターで、ミニシクラメンの種まきが行われている。生産を手がける「アグリサポート」の職員が、ピンセットや指先で1粒ずつ種をまき、23日までに計12万粒を手作業でまく。ハウス内では、空気と水が通り抜けやすい木箱を使い、職員が培養土が盛られた1箱に180粒ずつ種まき。覆土と水を与えられた木箱が、電熱マットの上に積み上げられ、保温シートの下で18から20度に保温される。植えられたミニシクラメンは、赤や白、ピンクなど全6色。約1か月で発芽し、5月下旬ころに定植。10月中旬ころからの出荷に向けて、職員が室温や水などを管理しながら栽培で手掛ける。
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1月の一覧

地域福祉に役立てて 八坂 手をつなぐ会社協に寄付
 障害者支援に取り組む、大町市八坂の旧「八坂地区手をつなぐ会」は22日、市総合福祉センターを訪れ、地域福祉に役立てようと、10万円を市社会福祉協議会(松澤郁子会長)に寄付した=写真。同市の合併に伴い、昨年「大町市手をつなぐ親の会」と統合し、旧組織の活動資金を生かそうと寄付に充てた。 寄付金は、会員の勝野功さんが「八坂地区の福祉に役立ててほしい」と話し、松澤会長に贈呈。市社協から八坂地区社協に渡され、地域の福祉に役立てられる。旧「手をつなぐ会」は、会員の勝野さんと北澤廣佳さんの2人で活動。今後は「手をつなぐ親の会」として、障害者支援など、共同で活動を進めていく。
県道凍結防止に住民協力 安曇野市 光、桜坂区が塩カル散布

 安曇野市豊科の県豊科大天井岳線の光橋を渡って対岸の豊科北中学校に通学する生徒の安全を守るため同市豊科の光区と桜坂区は県安曇野建設事務所と協働の塩化カルシウム散布作業始めた。冬季間の雪が降った翌朝など凍結による転倒事故を防ぐためのもので、モデルケースとして普及が期待されている。
文化を理解「日韓友好」 小谷滞在留学生と松本大
 小谷村にインターンシップで滞在している韓国人学生と松本市の松本大学学生との交流会が22日、同大学で開かれた。互いの文化や習慣の違いについてのディスカッションを通じて、理解しあい、日韓友好のきずなを深め合った。 韓国人学生約40人は、国際観光の授業に参加。知床半島や京都など日本人学生による国内世界遺産のプレゼンテーションに真剣な表情で耳を傾けた。世界に誇れる自然文化の裏に垣間見られる観光客増加によるマナー悪化などの課題についても興味を示していた。
小谷小 食の大切さ再認識 明治の給食に「感謝」
 小谷村の小谷小学校は22日、給食週間にちなみ、学校給食が始まった明治時代の給食を再現し、児童が食べ物のありがたさについて理解を深めた。 学校給食は120年ほど前の山形県の小学校で、貧困のため弁当を持ってくることのできない子どもたちのために、学校でおにぎりなどを提供したのが始まりとされる。同校ではこの日だけは給食の栄養計算をせずに、おにぎり、焼き鮭、漬物、みそ汁、お茶という、当時の給食を忠実に再現したメニューを提供した。
海から友達 スキー交流 白馬南小と河津の児童
 白馬村と姉妹提携を結んでいる、静岡県河津町の河津東小学校(道家博行校長)の5年生13人が21日から2泊3日のスキー交流会で同村を訪れ、雪国の自然に親しみながら白馬南小学校(木我直由校長)の児童と交流を深めている。 22日は白馬五竜スキー場で歓迎式と、南小の5年生児童31人とのスキー体験交流が行われた。 ゲレンデではスキーが初めてという河津の児童に、南小児童が2人ほど専属でつき、スキー靴の履きかたや滑りかたの基本を教えた。