2009年1月25日(日)付


文化財守り後世に 防火デー控え王子神社で訓練
 第55回文化財防火デーに合わせ、大町市教育委員会、北アルプス広域大町消防署、市消防団などは24日、同市俵町の国重要文化財・若一王子神社で消防訓練を実施した。歴史の中で引き継がれてきた文化財を後世に残すため、万一の時の守りに備えた。同署や消防団員、同神社の自衛消防隊員、地元俵町の自治会・自主防災会員ら約120人が参加。拝殿からの出火を想定し、本殿や観音堂への延焼を食い止めようと、通報や初期消火、重要物品の搬出などを訓練した。境内は雪が残り足元が悪い中だったが、消防署員や自主防災会員はきびきびと行動し、ポンプ車から伸ばしたホースや、境内に備え付けられた放水銃で放水した。
さらなる活動に結束 JAあづみ女性部フェス
 JAあづみ女性部(高山歳子部長)は24日、各支部の活動報告などを通じて部員同士の交流を図る「女性部フェスティバル」を、安曇野市豊科のスイス村サンモリッツ大ホールで開いた。部員約220人が参加し、各支部の取り組みに触れ、女性部活動のさらなる充実に向け結束を深めた。 昨年までは、「大豆をつくりましょう」「手作り加工をしましょう」など、農業を中心とした5項目を掲げた「5づくりフェスティバル」として実施してきたが、農業を取り巻く情勢が変化し、生活の多様化が進んできたことから、女性部の活動の幅を広げていきたいと、今回から女性部フェスティバルに名称を変更し開催した。
青少年健全育成に団結 松川村で推進大会
 第27回松川村青少年育成村民運動推進大会(大会長=平林明人村長)が24日、村役場で開かれ、村民約150人が参加。家庭や学校、地域の連携を深め、青少年健全育成のさらなる推進に向け決意を新たにした。健全育成活動に尽力した個人、団体への表彰や大会宣言の採択などが行われた。 開会あいさつで平林村長は「犯罪の低年齢化など青少年健全育成活動はまずます重要になってくる。インターネットなどによる有害情報が子どもたちの心をむしばんでいる事実に、大人たちは正面から向き合い、正しい導きをしなければならない」と関係機関一体となった取り組みを強調した。
実践で基本を学ぶ 小学生80人参加しスキー教室
 大町市教育委員会は24日、市内小学生を対象にした「スキー教室」を同市平爺ガ岳スキー場で開いた。低学年を中心に79人の申し込みがあり、同日は17日に続いて第2日目の講習を行った。同教室は、靴などの装着、転び方や斜面での止まり方、リフトの乗降などスキーの基本を実践を通して学ぶ目的で、ことしで3年目の取り組み。冬の代表的なスポーツに親しみながら楽しさを知るとともに、屋外へ出るきっかけ作りにと開催している。

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練習成果披露し熱戦 白馬で中部学生スキー大会
 白馬村で24、25の両日、第54回中部日本学生スキー選手権大会(中部日本学生スキー連盟主催)が開かれている。ことしは新たに加盟大学4校が増え、中部地区の加盟大学14校から83人の選手が参加。同村岩岳スキー場とスノーハープで、アルペン競技クロスカントリーで日ごろの成果を競い合った。 会場のコンディションを万全にするため、競技日程を2週間順延したが、選手たちはその分、地元などで練習を積み重ね、例年以上の熱戦を繰り広げている。
大町北小の力作並ぶ いーずらで市内学校展
 大町市内の小・中・高校の児童・生徒の作品を各校巡回で展示する「市内学校展・大町北小学校」が23日から始まり26日までの4日間、同市仁科町のギャラリー・いーずらで開いている。習字や絵画、工作など2・4・6年生の作品約250点が一堂に並んでいる。2年生74人は、図工科の学習で紙粘土を素材に制作したてんぐやピエロ、ウサギやパンダなど動物の「お面」を写真で出展。面白い顔や怖い顔などそれぞれの表情がうまく表現された個性豊かな作品となっている。
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