2009年3月18日(水)付


思い出の学びや巣立つ 大町4小学校で卒業式
 大町市の旧市内4小学校で17日、一斉に卒業式が行われた。大町東小学校(細澤義和校長)では、男子23人、女子30人の6年生53人が卒業し、後輩や保護者、恩師らが見守る中、慣れ親しんだ思い出の学びやを巣立った。卒業生は中学校の制服に身を包んで入場。一人ひとりの名前が呼ばれ、細澤校長から証書を受け取った。卒業生や在校生、教師らは節目の思いを歌に込めて交わした。低学年は「仲良く遊んで下さった6年生、ご卒業おめでとう」と歌い、卒業生は「旅立ちの日に」を合唱し、感謝の心と未来への希望を歌詞に託した。
小谷中 旅立ち祝い3年生送る会

 卒業を間近に控えた小谷村の小谷中学校で16日、生徒会主催の「3年生を送る会」が開かれ、在校生が先輩30人の新たな旅立ちを祝った。 3年間の思い出の画像をスライドショーで流しながら、1・2年生が3年生に感謝の言葉を述べ、各学年の心のこもった合唱などで盛り上げた。
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3月の一覧
卒園児と思い出づくり はなのき保育園
 大町市立はなのき保育園(丸山恵子園長・園児121人)で17日、「お別れ会」が開かれた。ゲームやクイズなどのスタンプラリーで卒園児との思い出づくりを、昼食は全員で会食を楽しんだ。園児たちは2、3人の縦割りグループで各教室に準備された5か所のポイントを回った。それぞれの関門では協力しながら互いを気遣う姿が見られた。
災害時医療マニュアル化 安曇野市 関係機関に配布
 安曇野市災害マニュアル作製委員会(委員長・高橋千治医師)が作製を進めていた災害時医療救護活動マニュアルが完成し16日、堀金総合支所医師らが平林市長にマニュアルを手渡し、作製までの経過を説明した。 作製委員会は「安曇野市地域防災計画」の医療活動の詳細を規定するために昨年6月に設立。医師会、歯科医師会、薬剤師会委員12人が6回にわたる協議と昨年10月の総合防災訓練での検証を行い、2月に内容をまとめてこのほど印刷製本した。
春の風物詩=@コマ打ち 小谷で原木キノコ栽培
 小谷村で本格的な農作業シーズンに先がけ、原木キノコのコマ打ち作業が始まっている。同村では山間地の特色を生かした里山と森林の保全と、地産地消の推進・振興をはかろうと、原木キノコの栽培普及に取り組んでいる。栽培農家も年々増え、多いところでは数万本の原木に数万から数十万個の種ゴマを打つ人もあるという。この時期に村内全域で行われているコマ打ち作業は、同村の春の風物詩となっている。
アオザゼンソウ咲く 大町市の宮ノ森自然園
 大町市平野口大出の宮ノ森自然園は、ザゼンソウの群生地として知られているが、ことしも花の見ごろを迎えた。 ことしは雪が少なく、例年よりひと月も早い2月中旬にはいったん姿を見せたが、その後の降雪で再び雪に埋もれていた。雪どけが進むとともに次つぎと花を開き始め、日ごとにその数を増している。 園内には赤茶色のザゼンソウに交じり、黄緑色をした珍しい「アオザゼンソウ」も10株ほど見られる。アオザゼンソウは同市の県天然記念物居谷里湿原にも10株ほどあるが、宮ノ森自然園では狭い範囲に集中的に見られる。