2009年3月20日(金)付
受験生に喜びの春=@公立高で合格発表 県内の公立高校で19日、平成21年度後期選抜試験の合格者が一斉に発表された。合格者の受験番号が張り出された各高校の掲示板前では、合格者が全身で喜びを表す光景があちこちで見られた。大町市の大町高校や大町北高校では、午前8時30分の定刻前から大勢の受験生や保護者らが訪れ、発表と同時に自分や同級生の番号を見つけて「やったー!」と大きな歓声をあげ、手を取り合って喜ぶ光景が広がった。カメラ付き携帯電話で掲示板を撮影したり、家族などに連絡する姿もあった。 |
全国大会向け練習に熱 松川 響岳太鼓子ども会 松川村の「信濃国松川響岳太鼓」子ども会は22日に静岡県浜松市のアクトシティ浜松で開かれる総理大臣杯・文部科学大臣賞「第11回日本太鼓ジュニアコンクール」に出場する。大会を目前に同村かぶろ会館で毎日のように練習を重ね、最終調整に余念がない。響岳太鼓は昭和61年結成。同大会にはこれまで7回出場し、2002年には全国優勝の実績も持つ。ことしのメンバーは小学5年生から中学3年生の14人で編成。課題曲「日本のひびき21」と自由曲で、響岳太鼓の代表曲ともなっている「化心」を計5分間で演奏する。全国から選ばれた42チームのなかから優勝が決まる。 |
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思い出胸に卒園式 大町こまくさ幼稚園 大町市六九町のこまくさ幼稚園(唐木むつ子園長)で19日、20年度卒園式が行われた。暖かな春の訪れとともに21人の園児が巣立ちの時を迎えた。保護者たちが見守る中、卒園証書授与や在園児からのはなむけの言葉、園児たちの合唱など園生活の最後の思い出を心に刻んだ。卒園児たちは、それぞれが過ごした年数が記された終了証書と記念写真が真っ赤な表紙に収められた卒園証書を唐木園長から受け取った。「おめでとうございます」の言葉に続き元気よく堂々とお礼を述べ母親の元に進んだ。 |
歌と踊りプレゼント 白馬の白扇会 村内で慰問 白馬村の踊りのグループ「白扇会」は18日、同村の介護老人保健施設・白馬メディアを慰問に訪れ、歌と踊りの華やかな舞台で利用者のお年寄りを楽しませた。 同会の大志茂光子代表ほか、メンバーの矢口八重子さん、横田広江さんの3人が、お年寄りになじみのある演歌をカラオケや踊りで披露。伸びやかな歌声とあでやかな踊りに、お年寄りは手拍子を取りながら聞き入った。 |
伝統の寒干し大根味わう 小谷保育園の給食 小谷村の小谷保育園(山田圭佐美園長)は19日、今年度最後の食育の日給食で、1月に園児が作った寒干し大根を使った料理や伝統食を提供し、園児が昔ながらの地域の食文化にふれた。 この日のメニューは「凍(し)み大根の煮物」「手作りこんにゃく」「干葉のかす汁」など。いずれも長く厳しい雪国で、野菜の不足しがちな冬に、先人が知恵と工夫で生み出した保存食ばかり。寒干し大根の煮物は大根に人参やツナ缶などを加え、子どもにも親しみやすい味付けにした。園児は「甘くておいしい」と言いながら、自分たちの作った寒干し大根に舌鼓を打っていた。 |
作品鑑賞で1年振り返る 大町 老人陶芸の家閉講式 大町市の「老人陶芸の家」(腰山馨会長)で19日、平成20年閉講式が開かれた。会員らが、皿や花器など窯出ししたばかりの陶芸作品、約200点を鑑賞しながら、1年の成果を振り返った。閉講式では、牛越徹市長が76日間の講座に皆勤した4人を表彰。 今年は46人が参加し、4月から始まった講座で、19回の窯出しを行った。市の文化祭や「ふれあい広場」に作品を出展、福祉施設で陶芸教室を開くなど、住民と交流を続けた。 |