2009年3月22日(日)付


バドミントン全国へ 大町の中高生県代表に
 大町市内の中学・高校のバドミントン選手たちが活躍し、この春に行われる全国大会や世界の強豪が参加するナショナルへの出場を決めた。19日、相次いで牛越徹市長を表敬訪問し、健闘を誓った。 大町北高校2年生の藤巻嵩寛さんは、新潟県新潟市で25日から27日まで開く第37回全国高等学校選抜バドミントン大会と、大阪府守口市で4月1日から5日まで開くインターナショナルチャレンジ2009バドミントン選手権大会へ出場する。インターナショナルチャレンジは、国内からは廣瀬栄理子選手や坂本修一選手、池田新太郎選手など五輪出場選手らや、国外の招待選手も参加する国際大会。藤巻さんはジュニア強化部推薦選手(NJ)として参加が決まり、男子ダブルスと男子シングルス各部門でそれぞれ出場する。
スキートップ選手熱戦 白馬八方でジャパンパラ
 白馬村の白馬八方尾根スキー場を会場に、20日から22日までの3日間、ジャパンパラリンピック・アルペンスキー競技大会が開催されている。日本のトップアスリート41人がエントリー。今シーズンを締めくくる国内大会で熱戦を繰り広げている。 初日は濃霧のため、スーパーG種目は順延となったが、2日目からは快晴に恵まれ、最高のコースコンディションですべての競技が実施された。シッティング・立位スキー、視覚障害者部門に出場した選手にとって、2010年バンクーバーパラリンピック大会への出場権獲得のカギとなる重要な大会に位置づけられており、選手は長野五輪・パラリンピックの舞台となったコースで、1秒を争うレースに果敢に挑んでいた。
色鮮やか花じゅうたん 松川で祭り
 松川村に春の訪れを告げる恒例の「花のじゅうたん祭り」(同実行委員会主催)が22日まで、同村細野の道の駅「寄って停まつかわ」駐車場で開かれている。村内で栽培したパンジーなど色鮮やかな花3万ポットが、善光寺の御開帳にちなむ地上絵を表現。多くの家族連れなどでにぎわい、眼下に広がる見事な花の色彩を楽しんでいた。 古くから語り継がれる「牛に引かれて善光寺参り」が無数の花で描写された。30b四方の巨大なもので、会場を訪れた人たちは花じゅうたんをバックに写真撮影し、「春の到来を感じます」などと穏やかな時間を過ごしていた。 熱気球や高所作業車の体験もあり、子どもたちからは、普段とは違う視界からの眺めに歓声があがっていた。
全国中学県対抗に大町勢6人
 岡山県岡山市で27日から29日まで開かれる、第9回全日本中学生バドミントン選手権大会に、県代表10人のうち大町市内の中学2年生6人が出場する。都道府県別の代表者が競い合う大会で、長野県の代表として活躍が期待される。 県代表チームは仁科台中の奥原希望さんをキャプテンに、山川莉歩さん、小山亜星君、平林奨之君、大町一中の松井秀人君、伊東正成君が、11月の予選会を通して選ばれた。
「輝くホタル」目指して 池田の有志 環境整備に汗
 池田町の「池田ホタルの会」(田中昌吉会長)は20日、ホタル育成に向けたボランティア活動を、あづみ野池田クラフトパークで行った。ホタルの生息環境整備に向け、川の清掃や植栽に汗を流した。会員たちは、パーク内の川沿いに、生息に適した木陰を作るアジサイやフジバカマなど約130株を植えた。川の中に足を踏み入れ、丁寧に枯葉やごみを除去。きれいな水質を保全し、ホタルのえさとなる、カワニナの増加を目指す。
迫力クロスゲーム スキー・ボード鹿島槍で
 大町市の鹿島槍スキー場で20、21の両日、FIS(国際スキー連盟)公認スキークロス鹿島槍カップの第1戦・第2戦が行われた。21日の第2戦では、スキーヤーやスノーボーダーら約70人の参加選手たちが、テーブルやバンク、キッカー(ジャンプ台)などが並べられた特設コースでしのぎを削った。観客も迫力あふれる競り合いに声援を送っていた。スキークロスは、さまざまな障害物があるコースを、4人で一斉に滑り降りて順位を競う競技。スキーとスノーボード各男女の部門別に、着順が早い選手がトーナメントで勝ち抜き、優勝を争う。来年のバンクーバー五輪には正式種目となることが決まり、スキー界でも注目の競技とされている。20日の第1戦には、アルペンスキーで2大会連続五輪に出場した佐々木明選手も参加した。
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