2009年3月27日(金)付


トロバス点検終え搬入 アルペンルート開通準備
 大町市平の関西電力黒四管理事務所(木下健司所長)は26日、冬期間に定期点検を実施した関電トンネルトロリーバス8両を、同事務所野口分室から扇沢駅舎まで搬送した。同駅で点検を済ませた7台と合わせ、4月10日に予定される立山黒部アルペンルート開通に向け準備を整える。分室の車庫に納められていたトロリーバスは、それぞれ大型トラック3台に積み込まれ、片道約13`の道のりを約30分かけて搬送した。やや肌寒い陽気となったが、銀色の地にオレンジ色のストライプの車体が時折差す日差しの中、ゆっくりと運ばれて行った。
「次期出馬は5分5分」 平林安曇野市長が会見
 安曇野市の平林伊三郎市長は26日、堀金総合支所で開いた定例記者会見で任期満了(10月22日)に伴う同市長選について「現在のところ次期も続けるかは5分5分の気持ち。意欲ある若い人がいたら、次世代に託したい気持ちもある」と述べた。 会見のなかで平林市長は「大きな市政課題の本庁舎、土地利用制度問題もまとまる方向に進んでいると思う。抽象的な理想論や耳触りの良い理想論では無く、しっかりとしたマニュフェストが書け、信念を持ってやっていただける若い世代に期待したい」と話した。
「探検」で環境に関心 白馬 さのさかで子ども体験ツアー
 白馬村のさのさかスキー場で31日まで、「キッズ・ネイチャーツアー」が開かれている。自然豊かなフィールドでの探検を通じて、地球環境への関心につなげようと、同スキー場のスキーパトロール隊員やスタッフが企画。連日、多くの子どもたちが参加し、日常生活では味わえない自然体験の数々に歓声をあげている。 26日には、地元小学生を中心に8人が参加した。集合場所で手渡された「冒険の書」をたよりに、各地点に設けられた課題を解決しながら進んでいった。約2・5`のコースで行われ、かんじきを履くなど先人の知恵にも触れた。
定額給付金の詳細説明 大町市長が記者会見
 大町市の牛越徹市長は26日、定例記者会見を市役所で開いた。国の定額給付金の交付を前に、手続きの詳細を公表した。定額給付金は生活支援と地域の経済対策を目標に、全市民を対象に、1人1万2000円、18歳以下・65歳以上は2万円を交付する。子育て応援特別手当は小学校就学前3年間に該当し第2子以降の児童に、1人3万6000円を交付する。市では4月1日から市役所1階会計課に臨時窓口を設置し、申請書の受け付けを開始する。市民は振込先の口座の写しなどを添えて申し込む。10日までに受理した場合は4月28日に指定の口座に振り込む。申請締め切りは10月1日。振り込み給付が原則だが、主に山間部の高齢者や口座を持っていない市民などを対象に、現金交付を行う。市役所の臨時窓口や八坂・美麻の両支所で対応する。原則、同一世帯内での分割給付は行わない。なお、DV(家庭内暴力)被害者で市民課で情報を把握している場合、同一世帯でも別に申請書を発送する。市内では10世帯ほどが該当するという。給付金を装った犯罪が予想されるため、市から電話による個人情報の問い合わせは一切行わず、文書のみで対応するとした。市民には、ATMの操作や市民からの振り込み、電話での口座確認は絶対に行わないため、職員をかたる電話があった場合はまず詐欺だと疑い、警察に相談するように呼びかける。
プレミアム付き商品券発売 池田松川で4月4日から
 池田町商工会(矢崎昭和会長)と松川村商工会(丸山岩男会長)はそれぞれ4月4日から、緊急経済対策で各町村内店舗などで利用できるプレミアム付き商品券を発売する。池田町では1万円で1万2000円分の買い物ができる商品券を発行する。2年ぶり、4回目となる商品券は、前回までの10、12lから利益分を増やした。町内企業を中心に小売店、飲食業、大型スーパーなどで利用でき、2000セットを販売予定で1人3セットまで、町内在住者、勤務者が購入可能。4月4日のひな市開催時に会場の同町スペース・ゼロで午前10時から午後3時まで売り出す。6日からは同町商工会窓口、役場振興課窓口、ハーブセンターで常時販売する。利用可能店舗には目印のポスターが張られる。利用・購入期限は8月16日まで。
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