2009年3月28日(土)付


北ア山ろく冬″トび 雪と寒さ「交通事故注意」

 北からの強い寒気の影響で26日午後から27日にかけて、大北安曇野地域の広い範囲が雪に見舞われた。28日朝まで、断続的に降り続くと見られる。大町署が交通事故など注意を呼び掛けている。
長野地方気象台によると、高気圧と低気圧が短い周期で通過する、春先特有の気候の影響で、安定しない天気がしばらく続くとみられる。
中国モーグルチーム白馬に 合宿で来日 村長と懇談
 中国吉林省のスキー協会派遣の、同国初のモーグルスキーチームが12日から1か月の予定で来日し、白馬村の白馬さのさかスキー場で合宿に励んでいる。26日は県スキー連盟の太田陽一専務理事らと白馬村役場を訪れ、太田紘煕村長と懇談した。 モーグル競技は中国ではまだ新しいスポーツで、選手層も薄く本格的にモーグルを練習できる常設コースが整備されていないという。そこで同国では、世界に通用する一流選手を育成するために、日中友好協会を通じ、県スキー連盟に、長野での合宿を要請。 連盟がフリースタイル系競技に対して積極的な取り組みを行っている、同スキー場に申し入れて、地元の快い協力により受け入れが実現した。
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3月の一覧
松川で定額給付金準備 各戸に申請書発送
 松川村の定額給付金振り込み申請書の送付作業が進み27日、郵便局への持ち込みが行われた。村内約1万300人の各戸、個人に1週間ほどで送付される。申請手続き受け付けは4月1日から、給付開始は4月下旬予定だったものを前倒し、13日からを予定している。手続きは10月1日まで行う。
職員が申請書、返信用封筒、申請書の記入方法の説明書が入った封筒の確認作業などを急ピッチで進めた。安曇野市穂高郵便局へ持ち込み、確認作業などが行われた後、各戸に届けられる。
景観づくり協働で 安曇野市 県と住民が調印
 県が管理する河川や道路などを住民との協働で整備して、まちづくりを目指す信州ふるさとの道ふれあい事業(アダプトシステム)調印式は27日、安曇野市豊科の県安曇野庁舎で行われた。住民、県、市が協力して地域環境を整える。
 調印式には同市内の有志グループ三角島ふるさとの森プロジェクト・場々洋介リーダー、147号バイバス景観形プロジェクト・甕裕一リーダー、仁科光晴安曇野建設事務所長、平林伊三郎市長が出席し、それぞれ協定書を交わした。
農水省選定記念セール 池田の金の鈴朝市
 池田町の金の鈴生産組合(袖山光代組合長)は毎週金、土曜日恒例の朝市で27日、「花とハーブの町」として「立ち上がる農山漁村」(農林水産省主催)に選定されたことを記念した感謝セールを開いた。地元で採れた野菜やハーブ、花などが日ごろの感謝を込めて振る舞われた。店頭に約30品目の採れたての野菜、花が並んだ。感謝の気持ちを込めて、買い物客に同町らしい、クレソンやカモミールなどのハーブやジャガイモなど農産物を手渡した。訪れた常連客には「やっぱり目の前に地元の新鮮な野菜が並び、話も弾んで買いやすい」と好評だった。同組合が開く朝市は通年して地元生産者の新鮮な農産物や手作りのおこわやおやきなどを販売。店員を兼ねる生産者が野菜の調理法など客との会話を通してコミュニケーションを図るなど「スーパーにはないよさがある」と好評を呼んでいる。
親子でお絵かき楽しむ 小谷公民館でふれあい教室
 小谷村公民館と村住民福祉課は27日、同村保健センターで今年度最後の親子ふれあい教室を開いた。大きな紙を使った、自由なお絵かきを体験した。
 乳幼児にとって絵を描くという行動は、創造の世界を広げ、成長して文字を書くことにつながる重要な課程の一つという。スタッフは、カレンダーや広告の裏紙をつなぎあわせて1枚の大きな紙を作り、お絵かきを存分に楽しむことができるようにした。子どもたちは大きなキャンバスに大喜びで、クレヨンや色鉛筆などでお絵かきを楽しんだ。