2009年3月29日(日)付


松川響岳太鼓が準優勝 全国ジュニアコン3度目入賞

 松川村の「信濃国松川響岳太鼓」(茅野英太郎会長)子ども会がこのほど、静岡県浜松市のアクトシティ浜松で行われた総理大臣杯・文部科学大臣賞「第11回日本太鼓ジュニアコンクール」で準優勝を果たした。30日に村井仁県知事のもとを訪問する。
就職希望者が林業体験 小谷に首都圏から若者
 就農希望の首都圏の若者らと農山漁村を橋渡しする農林水産省の事業「田舎で働き隊」(農村活性化人材育成派遣支援モデル事業)の取り組みが27日から4日間の日程で、小谷村で行われている。  農山村地域の活性化活動に関心があり、人材育成や都市と農村をつなぐ能力を持った18の民間団体が主体となって、全国で展開されている。同村での取り組みは、棚田オーナー制度の米作りなどで同村と交流のある、俳優の永島敏行さんが主宰する、都会の生産者と消費者をつなぐ「青空市場」の交流が縁で実施された。 小谷を訪れたのは、首都圏に住む20代から30代までの若者6人。同村中土の「中谷郷が元気になる会」(矢口富士郎代表)の有志が受け入れ、参加者は中土地区黒木沢の山林で林業の基本技術を学んでいる。

ことしは小学5年生から中学3年生の14人のメンバー一丸となり、自由曲の響岳太鼓代表曲で般若の面をかぶった奏者が飛び回る「化心」、課題曲「日本のひびき21」を計5分間の持ち時間で大会に挑み、各都道府県42チームと競った。過去優勝チーム7チームが参加するなか、3度目の入賞を果たした。
ミズバショウとザゼンソウ咲く田淵行男記念館に春
 安曇野市豊科南穂高、田淵行男記念館のワサビ田でミズバショウ、ザゼンソウが顔をのぞかせている。日だまりのなかのかれんな花が春の訪れを告げている。 ミズバショウは昨年より1日遅い26日、ザゼンソウは3日遅い19日に開花を確認した。同記念館では、3月初めは暖かい日が続いたが、冬に逆戻りしたような雪模様で寒い日が続いたために昨年より開花が遅れてようやく花を咲かせたのではないかと話していた。
オープン控え引っ越し 松川村多目的交流センター
 松川村役場南側にこのほど完成した多目的交流センター「すずの音ホール」の引っ越し作業が28日から始まった。30日からは同ホールで教育委員会の総務学校課と社会教育課が事務取り扱いを開始し、4月1日午前9時半にテープカットを行い、村民待望の施設プレオープンとなる。施設内の図書館は5月20日ころ開館予定。 多目的ホールは鉄筋コンクリート造り一部屋根鉄骨造り2階建て、延べ約2840平方b。最終蔵書数5万冊を予定している図書館やコンサートにも対応できる250人収容可能な観覧席が設けられたホールのほか、今までの機能に加え、村民が展示などに自由に利用できるギャラリーなど利用の幅が広がった施設になる。
大町「定額給付金周知を」 民生児童委協が全体会
 大町市民生児童委員協議会(佐々木清市会長)は27日、第5回全体会を同市役所で開いた。平成21年度の事業計画・予算を決め、給付を控えた定額給付金を住民に周知するよう、委員に協力を呼び掛けた。全体会では、市内の委員や市関係者ら約80人が出席し、市が定額給付金の支給方法などを説明。給付金や個人情報をねらった犯罪が懸念されることから、不審な電話や来訪者があった場合は警察に届けるなど、高齢者世帯を中心に注意を喚起するよう求めた。 市が敬老祝金条例の改正内容を説明。これまで毎年90〜98歳に支給されてきた祝金を廃止し、88歳に1万円、99歳に2万円と支給額を増額し、新たに100歳以上に1万円を支給。住民への周知を呼び掛けた。
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