バンクーバ五輪期待 上村、西両選手が白馬村長表敬
2009FISフリースタイルスキー選手権猪苗代大会で優勝した白馬高校出身の上村愛子選手=北野建設=と、準優勝した西伸幸選手=同村スキークラブ=は30日、村長室を表敬訪問し、世界大会上位入賞とバンクーバー五輪代表内定を報告した。太田紘煕村長は「頑張りが白馬を元気にする」とエールを送り、活躍に期待した。 猪苗代大会は3月上旬に福島県で行われた。上村選手はモーグル、デュアルモーグルともに優勝する2冠。西選手はデュアルモーグルで準優勝に輝き、五輪出場を手中に収めた。上村選手は4大会連続、西選手は初となる。上村選手は猪苗代で獲得した2個の金メダルを手に今シーズンを振り返り、バンクーバーに向け「これまでやってきたことを地道に伸ばしていきたい」と落ち着いた姿勢を見せた。太田村長は「子どもたちに夢や希望を与えてもらいたい。期待している」と花束を贈り、両選手の活躍を称えた。

2009年3月31日(火)付


定額給付金準備進む 大町市 31日申請書発送
 国が追加緊急経済対策で行う生活支援と経済対策のための定額給付金と子育て応援特別手当の給付に向け、大町市では30日、申請書の発送の準備を進めた。31日、郵便局で投函(とうかん)され、市民の手元に送られる。給付のために、速やかな申請を呼びかけている。定額給付金は全市民に1人1万2000円(18歳以下・65歳以上は2万円)を交付する。大町市では1万2000世帯に向けて申請書を発送する。市役所では、定額給付金担当の正規職員と臨時職員、企画財政課と子育て支援課の職員計15人が、封筒への申請書封入などの作業に追われていた。
春の交通安全運動6日から 取り締まり、街頭活動強化
 春の全国交通安全運動は4月6日から、子どもと高齢者の事故防止を基本に、全国で行われる。大北地域でも、大町署や交通安全協会など関係機関が、取り締まりや街頭活動を強化していく。同署管内では15日までの期間中、交通指導所の開設や高齢者宅への戸別訪問などを通じ、啓発活動を展開。通学に不慣れな小学校新入生の事故防止や、シートベルトの着用などを呼び掛けていく。
各国語チラシで説明 安曇野市 定額給付金対応で
 安曇野市は国の定額給付金申請書送付開始に伴い「定額給付金のお知らせ」を日本語のほか英語、ポルトガル語など6種類を製作した。申請書と一緒に送付するほか、総務課窓口などにも置き、市ホームページにも掲載して同市内に住む外国人にも分かりやすく説明している。 チラシは日本語のほか、英語、スペイン語、ポルトガル語、韓国語、中国語簡体字、同国繁体字。各国の言葉で定額給付金はだれがどれくらい給付を受けることができ、いつどのように受け取るかや申請書の書き方も図解入りで分かりやすく説明している。
ゲレンデに恩返し スキー愛好家ら清掃ボラ 白馬岩岳
 白馬村の白馬岩岳スキー場で30日、スキーやスノーボード愛好家による初企画の、スキー場の清掃ボランティア「岩岳ハッピークリーン」が実施された。地元在住の八木敦彦さんが発起人となり、ウインタースポーツシーズン中にお世話になったゲレンデと雪山に、感謝と恩返しの気持ちを込めてきれいにしようと取り組んだ。八木さんのスキー・スノーボード仲間をはじめ、口コミなどで実施を知った有志など、20人余が参加して清掃活動に汗を流した。
プレミアム商品券発行へ 大町商議所 美麻商工会 市に支援要望
 大町市の商工団体、大町商工会議所(宮澤吉高会頭)と美麻商工会(柳沢勇会長)は30日、世界的な経済不況に伴う景気後退への対応策としてプレミアム商品券発行事業に向けて、市や市議会に支援を要望した。プレミアム商品券は、金額に付加価格分を上乗せし、利用できる店舗を市内のみに限る商品券を発行することで、消費マインドの促進や、市内商工業者の売り上げ増など、速やかな経済波及効果が期待できるとされる。大町市内での本格的実施は初めてとなる。
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