2009年4月2日(木)付


新年度♀e地で辞令交付
 新年度が始まった1日、大北・安曇野の各市町村、広域連合などで、年度始めの式や辞令交付式が行われた。機構改革や人事異動で新たな立場となった職員たちは首長の訓示による激励を受け、新体制に気持ちを新たにした。 大町市の辞令交付式は市役所西会議室で開いた。市ではことし、実質97人、部機構改革など組織機構の再編で58人の総勢155人が異動。このうち、実質異動となった約70人の一般職員が式に参列し、牛越徹市長から一人ひとり辞令を受け取った。
野村クリニック開院 呼吸器内科など3科
 大町市東若宮町(はなのき保育園北東側)に1日、野村クリニック(野村洋院長)が開院した。診療科目は内科、呼吸器内科、消化器内科の3科。 建物の延べ床面積は458平方bで医院部分は206平方b。待合室と診察室各2室、処置室、内視鏡室、レントゲン室など備える。従来より細い直径5・9_のスコープを鼻から入れて胃を検査する「経鼻内視鏡」を導入した。 野村医院長は松本深志高、獨協医科大卒で、呼吸器内科が専門。「高齢になっても快適な生活ができるようケアしていきたい」と話している。
白馬ふれ愛号本格運行 デマンドタクシー出発式
 白馬村デマンド型乗り合いタクシー「白馬ふれ愛号」の本格運行開始となった1日、村役場駐車場で出発式が行われた。関係者ら約30人が参加し、身近な公共交通としての浸透を願いながら、テープカットなどで車両を送りだした。 同タクシーは、登録者から予約を受け、自宅玄関先から目的地まで送迎するもの。現段階では、65歳以上や妊婦など村内約2400人を対象としているが、将来的には全村民対象の運行を目指す。
すずの音ホールオープン 松川の多目的交流センター
 松川村の多目的交流センター「すずの音ホール」が1日、プレオープンを迎え、現地で式典が行われた。公民館や教育委員会、図書館以外の施設が利用可能になる。 村民から文化施設の要望が多かったことから村民有志がワークショップ形式を取り入れた施設管理、運営手法をすすめ、周辺地域施設の利用規約や管理方法なども参考にしながら検討を重ねた。一昨年11月から建設に着工。施設は鉄筋コンクリート造り2階建て、延べ床面積約2840平方b、総工費約9億7900万円。5月23日には施設内の図書館がオープンを予定している。3月に発足した住民が主体となるボランティア「すずの音応援団」がギャラリーの展示補助や本の読み聞かせスタッフなど施設運営支援をしていく。式典では、安全祈願で施設運営が順調に行くよう願った。平林明人村長ら代表者によるテープカット、鍵の引き渡し式が行われた。
選挙戦の公算高まる 白馬村議選 告示まで3週間切る
 任期満了(5月4日)に伴う白馬村議会議員選挙(4月21日告示、26日投開票、定数12)の告示まで3週間を切った。これまでに、現職2氏、新人5氏の計7氏が出馬を表明し、さらに、現職新人含めた数人が出馬の意向を固めており、選挙戦の公算が高まっている。 近く、大票田の白馬町や飯田からも、新人による出馬表明の動きがあると見られる。 飯森と森上では、現職の引退に伴い後任選びが進んでいる。飯森地区の選挙関係者は出馬の動きについて、「まだ話せる段階にない」と流動的との含みを持たせるが、一方「空白にすることはない」と強調する。 森上からは「後任選びのめどはついた」との声も聞こえてきており、近く新人候補の名が具体化すると見られる。 進退を明らかにしていない現職や、前回選挙で落選した新人らも前向きな検討を見せているが、表明時期については定かでない。選挙構図の確定は、告示間際までもつれるとの見方があり、12の定数に対して最大で18人が乱立する激戦も予想される。
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