“春”迎え新生活スタート 大町 小中入学式や山留入園つどい
 大町市内の各小中学校は3日、入学式を一斉に行った。美麻中学校(塩島弘之校長)では、大きめの制服に身を包んだ新入生14人が、緊張した面持ちで新しい中学生活を迎えた。
大町市内では今年、小学校6校に256人、中学校4校に325人が入学した。


 大町市八坂の山村留学センターで2日、平成21年度「入園のつどい」が開かれた。全国各地の都市部から集まった山村留学生たちが、農業や自然体験を通し、八坂・美麻の農村生活を学ぶ。
 今年度は、小学2年生から中学3年生までの31人が入園した。新入生20人と継続生が、受け入れ農家などで、稲作や地域の伝統文化を体験。センターから各小中学校への、往復10`近い道のりを徒歩で通学する。
新生活スタート 各地に笑顔入学式

池田町会染小も
 池田町会染小学校(中山和夫校長)で3日、新1年生57人が待ち望んだ入学式を迎えた。上級生や保護者の大きな拍手と歌に迎えられて、学校生活のスタートを切った。
 式ではこれから6年間歌い継ぐ「会染小学校歌」を上級生が披露し、1年生は覚えようと熱心に聴き入った。児童会長の池上愛海さんから「入学おめでとうございます。わからないことがあれば、お兄さん、お姉さんが優しく教えます。たくさん勉強して、友達をつくってください」と歓迎の言葉があると、1年生たちは「ありがとうございます」とお礼を述べ、はにかんだ笑顔を見せていた。
雪の大谷 除雪急ピッチ アルペンルート開通間近
 北アルプスを貫き長野県と富山県を結ぶ大町市最大の観光路線、「立山黒部アルペンルート」の10日オープン、17日全線開通に向けて、関西電力や立山黒部貫光など関連会社はトロリーバスやロープウエーの準備作業が急ピッチで進んでいる。3日、開業直前の状況が公開された。
 標高2450bの室堂は晴天に恵まれ、雪に覆われた駐車場では、8台の大型ブルドーザーが並び、立山を背に除雪作業を進めていた。美女平から雪の大谷にかけての除雪作業は3月末までに標高約2200bまでが終わり、現在は雪の大谷とホテル立山前の駐車場で作業を行っている。

2009年4月4日(土)付


双子5組そろって 白馬中学校で話題

 白馬と小谷村の小中学校で3日、入学式が行われ、新入生が希望に満ちた新生活のスタートを切った。このうち白馬中学校(小林茂喜校長)では、白馬北小学校から4組、白馬南小学校から1組の、合計5組の双子のきょうだいが入学。「5組というのは同校の歴史で初めて」と、学校や地域で話題となっている。
「いかのおすし」で防犯 安曇野署 新入学生に指導
 安曇野署と安曇野防犯連合会は3日、同署管内の豊科南小学校(塚田英行校長)の入学式終了後、帰宅する新入学児童113人と保護者に「いかのおすし」の標語入り鉛筆、ティッシュペーパーとチラシを配付。真新しいランドセルを背負った新1年生に「気をつけて学校に通ってね」と防犯指導をした。
  「いかのおすし」とは、不審人物から身を守るための行かない、乗らない、大声を出す、すぐに逃げる、知らせるの頭の文字をとった標語。子どもの防犯意識をさらに高めようというもので、イラスト入りで分かりやすく説明している。
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