2009年4月9日(木)付


水稲種まき始まる JA育苗センター作業本格化
 JA大北の中部育苗センター(大町市平)で7日から、南部育苗センター(同市常盤)で8日から、それぞれ水稲の種まきが始まった。拒蝟kアグリサポートが運営しており「全自動播種(はしゅ)プラント」をフル稼働し、何段にも積み重ねられた育苗箱が次々に出芽室に運び込まれている。 中部センターでは、30×60aの育苗箱に床土を敷いて水を散布し、種もみをまいて土をかぶせる工程がすべて自動で行われる。種がまかれた育苗箱は、室温30度の出芽室に2日間置き、発芽後に育苗ハウス内に移される。中部センターでは16日まで作業が続き、5月3日から始まる田植えに向け、市内大町地区と平地区などの農家に2万6000箱を供給する。
漆久保トンネル 通り初め=@明科廃線敷で再開通
 JR篠ノ井線明科駅−西条駅間第1、2、3白坂トンネル完成に伴い、昭和63年(1988)に廃線となった安曇野市明科東川手の潮沢廃線敷旧漆久保トンネル(全長53b)の補修工事が完了し8日、地元関係者らが参加し開通式を行った。区長と平林伊三郎市長ら関係者がテープカットを行い、トレッキングファンら約70人が蒸気機関車も往来したトンネルを通り初め≠オた。 廃線敷は新線開通後、20年近く手付かずだった。災害発生時に対応しにくいことや不法投棄の温床になってしまうことなどから約2年前から地元を中心に整備や清掃、歩こう会も行われ、市も新たな観光地としてPRを進めていくことになった。
園児新生活スタート 大町幼稚園で入園式

 「いつくしみの保育」を実践している大町市東町の信濃キリスト教学園大町幼稚園(関英晴園長)で8日、21年度入園式が開かれ、暖かな春の訪れとともに11人が園生活をスタートした。真新しい制服に身を包み母親らに手を引かれかわいらしい子どもたちを継続児のお兄さんやお姉さん、保育士が笑顔で迎えた。
道の駅で交通指導所 池田松川の安全協会
 春の交通安全運動中の7日、池田松川交通安全協会(相澤勝彦会長)は松川村道の駅寄って停まつかわで交通指導所を開設した。運転手に同協会交通安全グッズの「ベルちゃん」やチラシを手渡し、交通安全を呼びかけた=写真。同協会員や大町署、ヤングドライバーなど約80人が参加。スピード注意やシートベルトの着用、飲酒運転撲滅などを呼びかけるのぼり旗を片手に「運転手には家族に接するような気持ち」でとの助言を受け、「交通安全運動中です。運転に気をつけてください」とドライバーに呼びかけていた。同町は昨年死亡事故ゼロ500日を達成、同村は交通安全運動期間中に達成する見込み。
地元産ワカサギ味わって 大北漁協 小谷小中に贈る
 大北漁業協同組合連絡協議会(猿田勝文会長)は8日、小谷村の小谷小中学校の給食用食材としてワカサギ12`を寄贈した。同協議会は大北地域に北安中部漁協、木崎湖漁協、青木湖漁協、姫川漁協の4漁協で構成され、河川湖沼を後世に残す憩いの場とするために、魚の飼育・水辺環境整備などの活動に積極的に取り組んでいる。 学校給食への寄贈は、同会が子どもたちに地域の特産である淡水魚のワカサギに親しんでもらい、地産地消の推進につなげようと、毎年管内の小中学校を巡回して行われている。同村の給食の献立に提供されるのは初めてという。
事前説明会に16派出席 定数12の白馬村議選

 任期満了(5月4日)に伴う白馬村議会議員選挙(定数12、4月21日告示、26日投開票)の立候補予定者説明会が8日、村役場で開かれた。これまでに出馬を表明している13派のほか、出馬を模索する新人、元職の3派、合わせて16派が訪れ、立候補手続きなどについて説明を受けた。
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