2009年4月19日(日)付


昔の農家の生活知って 大町 キッズウィル農業体験
 大町市で子育て支援を行うNPO法人・キッズウィル(福島百子理事長)は18日、キッズ農業体験事業の今年度初回を開いた。ジャガイモの植え付けを体験し昔ながらの「お小昼」を味わい、手作りで工夫していた農家の生活の一端に触れた。 市内の親子約20人が参加し、同市平借馬の畑でジャガイモを植えた後、下仲町の同所で試食会を開いた。サバごはんや、きなこのおにぎりなどが切りだめの箱に詰められ、子どもたちはリンゴ箱の上に張り板を並べたテーブルの上で食べ、冷蔵庫や物資のない時代の生活に触れた。
ポイ捨てやめて 大町市職員労組空き缶拾い
 大町市職員労働組合(松澤秀樹執行委員長)は18日、毎年恒例の清掃活動として空き缶拾いを実施した。市内でも特に投げ捨てや不法投棄などが多いとされる、同市社の高瀬川左岸堤防道路の閏田から宮本までのごみを拾った。組合員や家族ら約80人が参加。道端や土手の下に落ちたごみを拾い集めた。ことしは雪が少なかったためかタイヤや大型家電などの粗大ごみは少なかったが、ペットボトルや空き缶、吸い殻などのポイ捨てが目立ち、集めたごみはトラック1台分にものぼった。
サクラと北アの競演満喫 池田陸郷でトレッキング
 池田町陸郷地区で18日、山桜トレッキング(池田町展望ウォーク実行委員会主催)が行われた。3000本の桜の眺めと春の北アルプスが地元や大阪、埼玉から訪れた約90人を出迎え、桜の峡谷を満喫した。夢の郷地区から稜線や渡登波離橋を渡って、桜仙峡地区まで山歩きする全長約8・5`コース。参加者は記念撮影や春の匂いを感じながら、ゆったりとした歩調で山を登っていた。
海外からの誘客目指す 白馬 台湾関係者が観光視察
 台湾の航空と旅行会社、マスコミの関係者12人が17日、観光視察で白馬村を訪れ、「世界的な観光地」に感動していた。太田紘煕村長や観光関係者ら約30人が来村者を白馬東急ホテルで歓迎。交流会で白馬を紹介し、観光客の招致に努めた。 岐阜、富山、長野の3県が連携し、「海外戦略的誘致事業」として台湾の観光関係者を招いた。一行は14日に来日し、15日に岐阜県内、16日に富山県内を視察し、17日には全線開通した黒部立山アルペンルートを見学し、白馬村に入った。
ブーケやオブジェ並ぶ 安曇野市「彩」の生徒作品展
 安曇野市などにフラワーアレンジメント教室を構える「フラワーサークル彩」の作品展が19日まで、同市穂高の研成ホールで開かれている。バランスを考えながら彩を加えたブーケやオブジェが会場を飾り、花が織り成す美の世界を表現した。 同教室に通う生徒の作品約30点が並ぶ。生花や特殊加工を施したプリザーブドフラワーを使い、リボンやビーズなどの装飾品を添えた作品の数々が、来場者の関心を集めていた。
一面緑のじゅうたん 中部育苗センターで生育順調
 大町市平のJA大北中部育苗センターで、水稲の苗が順調に生育している。拒蝟kアグリサポートが運営・管理しており、ハウス内には全面に育苗箱が並び、緑のじゅうたんを敷きつめたような光景が広がっている。同センターでは、大町・平地区の農家用として7日から約2万6000箱の種まき作業を実施し、16日まで行われた。現在、当初に種まきした育苗箱の苗は、3−5aほどに生育している。ハウスの室温は22−30度に設定され、また水の管理はタイマーによる自動散水で行われている。約1万6000箱を占める「あきたこまち」をはじめ、「ひとめぼれ」や「コシヒカリ」が中心で、出芽以降は、約半数が農家の自宅で管理される。
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