2009年4月21日(火)付


四季感じて健康づくり 大町 歩こう会 桜並木ウオーキング
ウオーキングを通して健康づくりに取り組む「大町市歩こう会」(牧野芳子会長)はこのほど、平成21年度の活動を始めた。大北地域から参加する会員たちが、四季を楽しみながら同市内を歩き、仲間づくりを行っている。20日は、会員27人が早朝から合同庁舎を出発し、北山田町を経由して農具川沿いを歩く、約1時間のルートをウオーキング。観光道路から北アルプスや桜並木を眺めながら歩き、会員同士の親ぼくを深めあった。
フクジュソウ盛り 白馬姫川源流彩る
 数十万本のフクジュソウの群生と名水で知られる白馬村佐野の姫川源流自然探勝園で、18日から26日までの日程で「第14回姫川源流福寿草まつり」が始まった。 ことしは暖冬の影響で雪どけと開花が例年より早く、フクジュソウは今が盛り。フクジュソウに続いて咲くというミズバショウ、キクザキイチゲ、カタクリ、ニリンソウなどの山野草も一帯を彩っている。 訪れた人は「この時期にこれだけの群落が見られるのは珍しい」と喜び、散策路を歩いたり、かれんな花を写真に収めたりしていた。
白馬村議選きょう告示 激戦予想 高い関心
 任期満了(5月4日)に伴う白馬村議会議員選挙(定数12、26日投開票)が21日、告示される。各派とも、選挙カーの審査を済ませるなど、定数を4人上回る16人による激戦に向け臨戦態勢を整えた。立候補の届け出は同日午前8時半から午後5時まで、村役場2階会議室で受け付る。 16人による選挙構図が確定的となっている。内訳は、現職5人、新人9人、元職2人。共産党1人をのぞき無所属で、女性は2人。低迷する村基幹産業の観光や同村を含む3市村による広域ごみ処理施設建設問題など論点となりうる課題が山積する状況に、住民の関心も次第に高まりを増している。
大町西小でお花見給食
 春遅い大町市もサクラが満開の季節を迎え、大町西小学校(幅下守校長、全校児童347人)は20日、お花見給食を同校グラウンドで開いた。70年以上にわたり地域の人が守り育ててきた約120本のサクラの下で、全校児童が舞い散る花びらの下で学年を超え、特別メニューに舌鼓を打った。太陽も顔を出し、過ごしやすい気候の下、遠くに北アルプスを望む校庭で、上級生と下級生でつくる姉妹学級で席を並べ、いなりずしやのり巻き、鶏のから揚げなど、花見にちなんだ特別メニューをつついた。
白馬花祭り≠ノぎわう ザゼンソウ見ごろ 飯森の群棲地で催し
 ザゼンソウ群生地として知られる白馬村の飯森地区で19日、白馬の春の花祭りの一つ「ざぜん草祭り」(同実行委主催)が開かれ、県内外からの多数の来場者でにぎわった。 ことしは暖冬で雪どけが早く、ザゼンソウは例年より半月以上も早い3月下旬から顔をのぞかせ始めた。4月上旬には好天が続いたこともあり、林の湿地帯の群落は成長めざましく、祭り当日はちょうど見ごろに。 来場者は園内をゆっくりと散策しながら、赤紫の仏焔苞(ぶつえんほう)を広げている多数のザゼンソウに、盛んにシャッターを切っていた。
ミニトレイン「出発進行」 白馬のパーク営業再開
 冬季休業していた白馬村の白馬鉄道温泉鰍ヘ5月1日から、同村和田野のログコテージ・エポック敷地内にある「白馬ミニトレインパーク」(太田真由己代表取締役)の営業を再開する。ことしは雪も少なく受け入れ準備も万端で、幅広い世代に人気を集めそうだ。 同施設は約1・32fの森林の敷地に総延長370bのミニ鉄道の軌道を常設。信号や鉄橋などが完備された、本物そっくりの起伏のあるコースでは、同施設が所有する「O・Sボールドウインモーガル」「デキ100」「ティッチ」など、かつて国内外で活躍した蒸気機関車や初期型電気機関車4両の運転・乗車体験が楽しめる。
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