2009年4月28日(火)付


定額給付金きょうから支給 大町市 8割以上申請受理

 大町市の定額給付金は、初回給付が行われる。25日までに全体の8割以上からの申請を受理した。このうち初回分の振り込みは全体の67・6%を占める8149件を対象に、28日に行われる。当初見込みの3倍に迫る4月の申し込みに、事務処理に追われた市の定額給付金担当係は、振込日を迎え交付の効果を願っている。
松川村で安全祈願 有明山ろくシーズン入り
 松川村観光協会主催有明山ろくの山開きは25日、馬羅尾高原林遊館で関係者が参加して開き、シーズンの里山の安全を祈願した。予定されていた雨引山里山トレッキングは朝からのあいにくの雨模様で中止となった。 雨引山(標高1371b)は山頂から松川村から安曇野にかけてが一望でき、晴れた日には有明山など北アルプスの眺めが美しいことで知られる。シーズンスタートを前に、往復約10`の登山道を整備した。 松川村神戸、有明山社の湯口篤神職による神事のあと、村商工会副会長で登山部会長の松澤保雄さんは「あいにくの雨模様となりましたが、開山式を迎えることができました。今年は7月に国営公園大町松川地区のオープンも予定されており、にぎやかな企画も予定しています」とあいさつした。
若手芸術家の作品並ぶ 大町 8Linkスタジオ
 大町市八坂を拠点に活動する若手芸術家が集う社閏田の県道大町明科線沿いのギャラリー「8Link(エイトリンク)スタジオ」の、今年度の活動が25日から始まった。グループ展は5月24日までの土日と祝日にオープンしている。地元の大地と仲間たちに刺激を受けた芸術家たちが、自由な発想で生み出した作品が並ぶ。同スタジオは山村の自然にひかれた同世代の芸術家同士の交流から、互いに作品を発表し刺激しあう共同のアトリエを発足。芸術家や地域住民との交流の中から新たな輪が広がってきた。2年目はメンバー以外にも多くの賛同者が展示やイベントを予定している。
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4月の一覧
山間に元気なこいのぼり 大町社曽根原 有志が飾る
 大町市社曽根原の有志でつくる曽根原会(横澤久登会長)は26日、地域住民が持ち寄ったこいのぼりを、同地区秋葉神社に飾った。秋祭りの灯篭(とうろう)用に山間に張られた鉄線の上を、大小のこいのぼりが泳ぎ、住民の目を楽しませている。会員13人が約150bの鉄線に、24匹のこいのぼりを装飾。住民が風になびくこいのぼりの姿を眺め、携帯電話を手に写真を撮っていた。5月下旬ころまで飾るという。
温かなおもてなしで交流 小谷中谷郷おらが里祭り
 小谷村中土の農林業体験施設「中谷郷おらが里」(山本国弥代表)は26日、第9回の春祭りを開いた。あいにくの悪天候で予定していたイベントが一部中止になったが、県内外から多数の参加者が訪れ、住民の温かなもてなしで交流を深めた。 樹齢80年の杉に囲まれた「憩の広場」では、津軽三味線の篠原竹吟一座と、同村の踊りグループ「幸泉会」メンバー、地元の相澤あや子さん、相澤つたゑさんらの唄や演奏などが披露されて参加者を楽しませた。今が旬の山菜の天ぷらやみそ汁、地域の伝統食など小谷ならではの振る舞いもあった。
村議12氏に当選証書 白馬村選管が付与式
 任期満了に伴い26日に投開票が行われた白馬村議会議員選挙の当選証書付与式が27日、同村役場で行われた。村選挙管理委員会の太田米吉委員長が、当選した12氏の得票順に当選証書を手渡した。 選挙戦を制した12人は全員が定刻前に出席。互いに喜びのあいさつを交わし、それぞれが緊張した面持ちで当選証書を受け取った。 太田委員長は「当選おめでとうございます。議員としての4年間を、当選の感激を忘れずに有権者の1票1票に託された思いを無にすることなく、頑張ってもらいたい。また、議会活動は体が資本。体に気をつけてください」と激励の言葉を送った。トップ当選の松沢貞一氏をはじめ、女性新人2人を含む12氏は、当選証書を手に気持ちを引き締めていた。