県市町村も豚インフル対策 警戒レベル引き上げ受け
 北安曇地方事務所は28日、小須田幸一所長を本部長とする「県新型インフルエンザ対策北安曇地方本部」を、大町市の県大町合同庁舎内に設置するとともに対策会議を開き、発生や現在までの対応状況、今後の対応などについて協議した。
 メキシコで流行し世界的に感染が広がっている新型の豚インフルエンザで、世界保健機関(WHO)が警戒レベルを「フェーズ4」に引き上げたことで、厚生労働大臣が感染症の発生を宣言。国内で発生の恐れがあるため、県は同日午前7時5分に「対策本部」を県庁内に設置し、対策会議を開催した。
ミズバショウで歓迎 塩の道祭り前に有志整備

 5月3日の塩の道祭りを前に、小谷村栂池の地域住民有志でつくる「栂池塩の道花街道クラブ」(深澤千恵子代表)は27と28の両日、塩の道百体観音前に作られた「塩の道水ばしょう園」の散策路の整備作業に汗を流した。ことしは同村在住の西神正文さんの協力を得て、西神さんが3年前に自作した水車に屋根を取り付ける作業も手がけた。心地よい水音を響かせて、ミズバショウ園に水車が回る美しい農村の景観は、訪れる人の人気を呼びそうだ。
講演会で活動学ぶ 小谷 ボラ連絡協が総会

 小谷村ボランティア連絡協議会(北村鎌司代表)は27日、同村福祉センターせせらぎで「第12回小谷村ボランティア連絡協議会総会」を開いた。多数の会員が参加して新年度の事業計画を決め、ボランティアに関する特別講演を聞いた。
 新年度は、地域やデイサービスセンターでの積極的な奉仕活動を行うとともに、村内外の研修会や交流会に意欲的に参加し、会の発展に力を入れていく。
連休前に「交通安全」 大町北小でマナー教室

 大町市の大町北小学校(丸山峯男校長・児童495人)で28日、全校児童を対象に交通安全教室が行われた。大型連休を前に、子どもたちに交通ルールやマナーを教え、屋外での事故防止に役立てる。
 教室では、子どもたちが、市の職員や交通指導員、大町署員らを講師に、校庭に描かれた道路や公道で実践。自転車と徒歩で進みながら、交通ルールを確認した。

2009年4月29日(水)付


候補地1か所入れ替え 安曇野市の本庁舎建設審

 第9回安曇野市本庁舎等建設審議会(白澤亀内会長)は27日、堀金総合支所で関係者約30人が出席して開いた。前回までの審議会で豊科地区の3か所に絞り込まれた候補地のうち、豊科駅西側周辺について現地にある企業から候補地からはずしてほしいとの申し入れがあり、西側の安曇野福祉協会周辺に入れ替え、答申案をまとめた。5月中旬に平林伊三郎市長に答申する。
雨飾荘リニューアル 5月1日営業再開
 冬季閉館していた小谷村中土の村営宿泊施設「雨飾荘」(永井信明支配人)が、5月1日に施設を移転してリニューアルオープンする。スタッフは営業再開に向けて、準備作業を急ピッチで進めている。
 同施設は新潟県との県境に近い日本百名山の「雨飾山」の山ろくに、昭和46年オープンした村営施設。雨飾山の登山基地として親しまれ、ブナ林の中の風情ある岩風呂の露天の村営共同浴場が人気を集めている。県でも有数の豪雪地帯であることから、施設は築36年を経過して傷みが目立ち、建て替えが検討されていた。同施設より300bほど上部にあった民間の宿泊施設が営業を休止していたことから、代替施設として平成19年に村が施設を取得。昨年から整備を進め、この春から村営宿泊施設として生まれ変わった。
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