2009年5月10日(日)付

厳かに本殿遷座式 穂高神社 式年大遷宮大詰め

最も古い本殿一棟を造りかえる安曇野市穂高、穂高神社(小平弘起宮司)の式年大遷宮祭で9日未明、本殿遷座式が厳かに営まれた=写真。氏子衆ら約1000人が境内で見守るなか、3つの祭神が拝殿北側の鎮斎殿(仮殿)から本殿に移され、20年に一度の盛儀も大詰めを迎えた。

菜の花畑で環境保全紹介 大町NPO地域づくり工房催し
 大町市のNPO地域づくり工房(傘木宏夫代表)は9、10の両日、「菜の花ピクニック」を同市中山高原の菜の花畑で開いている。菜種オイルや搾りかすを飼料に与えた信州黄金シャモなどを提供し、菜の花を使った環境活動をアピールしている。会場では、県内外から訪れた多くの観光客が約7fの菜の花畑を散策。同NPOや共同作業所「がんばりやさん」などが出店するテントで、商品を買い求めていた。同NPOは菜の花生産組合と協力し、閉鎖したスキー場で菜の花を栽培し、環境保全型農業「菜の花エコプロジェクト」を展開。菜種オイルの生産や、廃油を再利用したバイオディーゼル燃料の利用促進などに取り組んでいる。
リンゴ摘花「収穫楽しみ」 松川中 村内で作業
 松川村の松川中学校(久保田之義校長)の全校生徒315人は8日、村内9か所のリンゴ農園、農家でリンゴの摘花作業を行った。リンゴが実る秋の収穫を楽しみにしながら、生徒たちは真剣に花を摘んだ=写真。同作業は地域の農産物の成り立ちを知ることや、ふれあいなどを図る目的で毎年実施している。かぼちゃやま農場(梨子田文明代表)では、3年生約80人が作業に参加。生徒たちは作業の説明を受け、園内に植わっている約200本のリンゴの木から果実の成長に不要な花を摘んだ。
スポーツで体力づくり 小谷公民館が講座
 小谷村公民館主催の「エンジョイ・ニュースポーツ」が5月から小谷小学校体育館で始まった。ことしは10月まで毎月1回、6回のコースで、誰でも気軽に楽しめるさまざまなスポーツを楽しみながら、体力の向上をはかっていく。 初回の8日は小学生から中高年まで、約30人が参加。県の高校大会やインターハイなどで活躍した、村内在住の荻澤岳彦さん・細沢泰範さんの2人の指導でバドミントンを体験した。
開園向けプレイベント 大町・松川地区 国営公園で自然体験
一部開園を控えた国営アルプスあづみの公園大町・松川地区で9日、オープンに向けたプレイベントが幕を開けた。初回は中信地区を中心に、県内外から家族連れ約90人が参加し、ゲームなどを通して公園内の自然とふれあった。「大草原で遊ぼう」と題したイベントでは、子どもたちが公園サポーターの案内で森林を散策。植物などに触れながら、においや触感などを体感、採取したヨモギを使った草もちを楽しんだ。同公園大町・松川地区は7月18日、「センターゾーン」や「保全ゾーン」など75fが一部開園。目玉となる長さ約600bの「空中回廊」は6月末ころに完成する予定。高所から間近に自然を観察できるという
全国目指し27チーム熱戦 大町でシニアソフト県大会

 県ソフトボール協会主催の第23回全日本シニアソフトボール長野県大会は9、10の両日、大町市の多目的運動広場など3会場で開かれている。県内各地から59歳以上のベテラン選手の27チームが出場して、日ごろの練習成果を競っている。
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