2009年5月13日(水)付


45周年記念し植樹 大町LC 霊松寺にサクラとカエデ
 大町市の大町ライオンズクラブ(五十嵐孝会長)は12日、5月第1例会で、発足45周年を記念し、霊松寺にサクラやカエデを植樹した。4月末との2日間で延べ十数人の会員が参加し、境内や鐘楼の周辺にオオヤマザクラ10本とカエデ10本を植えた。会員たちははっぴを身につけスコップを手に、木々が大きく育つ願いを込めて根元に土をかぶせた。同クラブは、地域に愛される同寺がさらに住民や観光客に喜ばれる場になるよう、1000回例会を記念してサクラの植樹を始め、ことしで4年目。例年は5〜6本程度だったが、今回は節目を記念して本数を大幅に増やし、紅葉の名所をさらに盛り上げようと新たにカエデを植えた。
だんごで「お花見まつり」 白馬幼稚園 食育の一環
 白馬村の信学会白馬幼稚園(伊藤房光園長、園児96人)で12日、恒例の「お花見まつり」が行われた。ふるさとの豊かな自然にふれ、季節の伝統行事や旬を考える同園の食育の一環。1週間前に自分たちで摘んだヨモギを使って、だんご作りを体験した。 園児はたて割り班に分かれ、年長児が初めて園でだんご作りを体験する友だちに手順を教えながら、「おいしくなーれ」と声をかけあい、心を込めて生地を丸めていった。 出来上がっただんごは園庭でかまどに湯を沸かして、ゆであげた。見る見るうちに色鮮やかな色に変わっただんごのようすや、一面にただようヨモギの香りに、大きな歓声をあげていた。
春限定 園弁=@今年も 国営あづみの公園で販売
 安曇野市堀金烏川、国営アルプスあづみの公園の特産の信州サーモンをメーンとして地産地消を目的とした春限定の「園弁(そのべん)」が今年も好評だ。昨年より手ごろ感のある価格で、公園の新緑のなか家族での利用を、と呼びかけている。 園弁は信州サーモン刺し身、若アユのから揚げ、安曇野産黒豆、フキノトウみそ、松本一本ネギ入り玉子焼きなどのおかずで、ご飯は安曇野産コシヒカリを使用した。地元産食材と季節の味覚にこだわり、他では味わえない味を目指して発売した。
消防救助技術競う 北ア広域 県大会の選考会
 北アルプス広域消防本部(唐木修消防長)は12日、第5回消防救助技術展示会を同本部で開いた。6月に長野市で開く第28回県消防救助技術大会の選手選考会として実施した。器具を使わずに塔上から下ろされたロープを15b登はんする「ロープ応用登はん」、地上12bに水平に張った20bのロープを、モンキー渡過などで往復する「ロープブリッジ渡過」、5人1組で、スタート地点の塔上から降下し要救助者を搬送して救助し、塔上へ引き揚げる「引揚救助」の3種目を行った。16人の署員が参加し、日ごろの練習の成果を発揮。きびきびとした動作で安全性や確実性、所要時間など、救助技術の技を競った。こまくさ幼稚園児も見学し競技のたびに大きな声援を送っていた。
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5月の一覧
新緑のなかツツジ鮮やか 池田 大峰高原や陸郷
 池田町内各地でヤマツツジが咲きはじめ、濃いピンク色の花が見ごろを迎えている。陽気の暖かさで例年に比べて、1週間から10日早い開花となった。レンゲツツジとともに、5月下旬ごろまで楽しむことができる。大峰高原管理事務所周辺では、約59fにわたりヤマツツジが咲き誇っている。レンゲツツジも少しずつ咲きはじめ、新緑のなかに鮮やかな色が映える。5月下旬からは、白い小さな鈴のような花が咲くドウダンツツジが見ごろを迎える。陸郷豊盛公民館近くに新設された駐車場周辺では、一面に咲くツツジとともにフジの花が開花。ピンク色と藤色対比が美しい。来週半ばぐらいまで、ツツジとフジが共に楽しめそうだ。
新名所に木流し地蔵尊 白馬有志が建立
 白馬村白馬町の住民有志でつくる白馬町活性化推進委員会(新沢惠委員長)は近く、同地区を流れる木流川沿いに六地蔵「木流し地蔵尊」を建立する。にぎわい創出につながる新名所への期待を込めた取り組みで、新沢委員長は「地域を守るお地蔵さんとして、多くの住民から親しまれる存在、場所であってもらいたい」と話す。17日午後3時から建立場所でしゅん工イベントが開かれる。