2009年5月17日(日)付


メンドシーノと芸術交流 大町 訪問団来訪あわせ作品展
大町市の姉妹都市・米国メンドシーノの作家の作品を市内で展示する「大町MIASA/メンドシーノ国際交流アート&クラフトショー2009」開催に向け、同推進の会は15日、大町市上仲町の創舎わちがいで会合を開いた。旧美麻村で芸術家から始まった交流を市全体に広げ、芸術の町として中心市街地を活性化する願いを込め、準備を進めている。 アート&クラフトショーは6月18日から7月20日まで、大町市の塩の道博物館特設ギャラリーとギャラリーいーずらで開く。訪問団の来訪時期に合わせ、メンドシーノ周辺の工芸作家28人の作品を展示する。昨年メンドシーノに出展した作家や市近隣の作家による「信濃おおまち街なかギャラリー」を中心市街地商店街で同時開催し、海を超えた作家や市民の交流の場とする。
120人が新緑満喫 池田で北ア展望ウオーク
 池田町で16、17の両日、町内のウオークコースを歩く「いけだまち北アルプス展望ウオーク」が開かれている。16日は「希少ままこ落し」を展望するコース。県内外から約120人が参加し、新緑の映える山のなかを自然を満喫しながら歩いた。2年目のことしは開催日を2日間に増やし、自然を楽しめるように未舗装のコースを盛り込んだ。17日は北アルプスを一望できる約17`のコースが用意され、約100人が参加する。同イベント実行委員会は「あいにくの曇り空だが、田園風景と希少ままこおとしを楽しんでほしい」と話した。参加者は全長14・5`のコースを遊歩。細くそそり立ったままこ落しや長福寺などの自然や文化に触れながらウオーキングを楽しんだ。昼には地元の農業生産組合の作った豚汁などが振る舞われ、一休みしていた。
共通商品券で抽選会 大町下仲町の商店街組合

 大町市の下仲町商店街振興組合(矢口州一組合長)が販売した同商店街共通商品券の、ラッキーナンバー抽選会がこのほど行われ、当選者に賞品が贈られた。共通商品券は定額給付金と同額の1万2000円で、同商店街の加盟25店で1万6000円分の買い物ができるもの。10日に80セット余を販売し、11日に抽選を行った。
山野草 やさしい彩り 大町の愛好者が展示
 大町市内の山野草愛好者でつくる「大町山草会」(西田千代子会長)は16、17の両日、第23回大町山草展を大町市東町の大町公民館分室で開いている。会員がていねいに育てた山野草190種220鉢が黄色や紫、白などのやさしく可憐な色の花を咲かせ、来場者が目を奪われていた。 大きな葉に鮮やかなつぼみがついたハッカクレンや、かつてアルペンルートの工事が行われていた際の黒部平の土から育てられた寄せ植えなど、丹精込めて育てられたさまざまな草花が風流あるたたずまいを見せている。

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教育の大切さ学ぶ 大町 北安曇会 総会で研修
 大北地域の教員らでつくる北安曇教育会(小林茂喜会長)は16日、総会を大町市の大町西小学校で開いた。教員ら約300人が参加し、講演会を通した研修を行った。 講演会では、聖徳大学教授で池田町立美術館長の遠藤友麗氏が「知と美の教育」と題して話した。いたずらっこだった少年時代や横山大観の絵に触れ美術に目覚めたことなど半生を振り返った。子育ての中に必要な教育の大切さを語り、子どもの感性や自己意識、マナー、コミュニケーション力などを育てる「五育」などを説いた。このほど信濃教育会から表彰された仁科台中学校の筒井年恵教諭が、「日本音楽の革命児・滝廉太郎を授業で生かす」と題し報告した。
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5月の一覧
ブナやクリの木650本 松川 馬羅尾高原で植樹祭
 松川村馬羅尾高原村有林で16日、恒例行事の村植樹祭が開かれた。村、森林管理関係者や子ども会育成会連絡協議会などから約100人が参加。クリやコナラなどの広葉樹を植え、数年後にできる森に思いを馳せた。同行事は、子どもたちに緑の大切さを伝えたり、動物の餌場をつくる目的で20年以上続いている。0・5fにレンゲツツジやクリの木など5種類、約650本を植えた。村にブナ林がないことから、ことしは初めてブナも植えた。参加者らは数年前に植えられたアカマツやコナラに囲まれながら、苗木を植樹。自分で植えたコナラやモミジなどの木に、成長しても自分で植えた木がわかるようにネームプレートを付け、木の成長を願った。