2009年5月24日(日)付


ひざ、腰の痛み解消法紹介 本社主催 市民のための健康講座
 大糸タイムス社は23日、第6回「市民のための健康講座」を、同市の市総合福祉センターで開いた。「ひざ、腰の痛みはこわくない」と題し、池田町の安曇総合病院・谷川浩隆副院長(整形外科)が、健康の秘訣(ひけつ)を講演した。高齢者など200人以上が来場し、谷川氏のスライドとユーモアを交えた講演を通して、足腰の健康を学習。ひざや腰の痛みが歩行を困難にし、寝たきりなどの原因になるとして、解消方法を学んだ。ひざの関節症は、高齢者の女性に多く、軟骨がすり減り痛みを引き起こすという。谷川氏が鎮痛剤や消炎剤の服用、ひざ周りの筋力を鍛えるリハビリなど改善方法を解説。人工ひざ関節など、手術による根本治療を紹介した。
浅原六朗ちなみ絵手紙展 池田 お囲蔵ホールに力作
池田町、松川村の絵手紙創作グループ3組による絵てがみ展「なかよしこよし展」が25日まで、同町福源酒造御囲(おかこい)蔵ホールで開かれている。会場には童謡「てるてる坊主」の作詞者・浅原六朗のふるさとにちなみ、てるてる坊主を中心に会員約30人が描いた約600点の絵手紙やうちわなどが展示されている。入場無料。「絵てがみ紙ふうせん」、「あづみ野絵手紙」、「ふきのとうの会」が講師の腰原光代さんの指導で創作した絵手紙を展示。グループごとでの共同制作の、大きな作品やてるてる坊主に関する町内の名所を絵手紙画で表したマップなども並ぶ。初日から大勢の鑑賞者でにぎわっていた。
ヤギ愛らしく 出産ラッシュ 風の谷ファーム白馬 循環農業へ安定さらに
 白馬村の岩岳スキー場にあるヤギ牧場「風の谷ファーム白馬」で、ことしもヤギの出産ラッシュを迎え、愛らしい子ヤギたちが元気に駆け回っている。 同牧場はヤギチーズの製造と地域活性化を目的に、数年前から夏場のスキー場を利用したヤギの飼育を手がけている。ことしは4月24日を皮切りに、15頭の母ヤギから20頭の子ヤギが生まれた。順調にいけばさらに2〜3頭増える予定という。
松川すずの音ホール 多彩イベントで開館祝う
 松川村の多目的交流センター「すずの音ホール」のオープン記念イベントは23、24の両日、同センターで行われ、住民主役の施設完成を祝っている。ホール、館内、公園などでイベントが盛りだくさんに行われ、23日に開館した図書館ではお話会、朗読会、おすすめ本紹介などさまざまな行事が行われた。 ホールは住民からの文化施設建設の要望が高く、周辺市町村の利用規約や管理方法なども参考にしながら検討を重ね、4月1日にプレオープンした。
ゲートボール北信越へ 池田 吾妻町チーム中信代表
 池田町のゲートボールチーム「吾妻町」が30、31日に福井県越前町で開かれる「北信越ゲートボール選手権大会」(日本ゲートボール連合、日本ゲートボール連合北信越協議会主催)に出場する。長野県、石川県などから出場する100チームで争う。同チームは昨年11月の中信地区大会で5位に入賞、中信地区代表の5チームとして、出場が決定した。
白馬連峰 夏山シーズン 貞逸祭で到来祝う
 北アルプス白馬連峰の夏山シーズン入りを告げる第43回白馬岳貞逸祭が23日、白馬村の猿倉登山口で開かれた。同祭は明治38年に陸軍参謀本部陸地測量部の岩室を利用し、北アルプスで初の山小屋営業を始めて山岳観光の先駆者となった松沢貞逸の功績をしのび、毎年行われている。ことしも県内外から多数の登山者や村関係者が参加して、神事で今シーズンの安全を祈願し、白馬大雪渓の記念トレッキングを楽しんだ。神事では太田紘煕村長が「貞逸翁が心血を注いだ白馬連峰の山々を愛する精神を心に抱きつつ、登山者が安全で快適な登山を楽しめるよう、限りある白馬の美しい自然と共生しながら、とこしえにいつくしんでいきたい。どうぞ見守っていてください」と祭文を読み上げ、山の安全を願った。
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